全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

いとこ、弟と競いV…東福岡・吉永選手

(2017/1/7 21:45)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会で2大会ぶりに優勝した東福岡の副将、吉永純也選手(3年)は、初戦で骨折したいとこの牛嶋憂輔選手(2年)の思いを背負って栄冠を勝ち取った。前回大会準決勝で敗れた東海大仰星(大阪)に28-21で勝ち、閉会式では牛嶋選手も背負われて列に加わった。「喜びを分かち合えてよかった」。満面の笑みで花園を後にした。

 5歳でラグビーを始めた。牛嶋選手と弟昂生(こうき)選手(1年)にも勧め、3人兄弟のように技術を高め合った。そろって東福岡に進学。「一緒に花園で優勝しよう」が合言葉になった。

 2年の時、春に右肩を脱臼し、半年近く練習できなかった。その間、グラウンドの外からチームを見つめ、全体を考えるようになった。この1年は、前回大会で序盤のミスからリードを許した東海大仰星戦を教訓に、練習の最初の10分で集中すること、ミスをしたら声を掛け合うことを心がけた。

 今大会、同じフランカーの牛嶋選手もレギュラー入りしたが、初戦で右足を骨折した。「後は任せた」。帰りのバスの中で声を掛けられ、「任せろ」と応じた。闘志に火がついた。

 決勝では、序盤から集中を切らさず、タックルも要所で光った。ベンチから見守った牛嶋選手は「ピンチの時にタックルで攻撃を止めるのはさすがだ」と舌を巻いた。

 閉会式後、肩で支えられながらグラウンドを歩いた牛嶋選手は「ジュンは憧れの存在。けがを乗り越え、次もここで優勝したい」と心に誓った。

 吉永選手は「僕はけがをしたことで精神的に大きくなることができた。憂輔もけがをバネに成長して弟とともに2連覇してほしい」とエールを送った。【遠山和宏】

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