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決勝 仰星、胸を張れ!! スタンド、猛追に大声援 /大阪

(2017/1/8 14:11)

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)の決勝が7日あり、東海大仰星は21-28で東福岡(福岡)に敗れた。2連覇はならなかったが、後半に3トライを返す執念の猛追を見せたフィフティーンに、スタンドから大きな拍手が湧き起こり、「胸を張って帰ろう」「よく頑張った」と選手たちをたたえる声援で包まれた。【山下貴史、大森治幸、郡悠介】

 東海大仰星が後半、猛烈な追い上げを見せる。後半6分、相手ボールのラインアウトをロックの田中利輝(りき)選手(3年)が奪って攻撃を展開。ゴールライン手前30メートルのラックからフォワードとバックスが連携してパスをつなぎ、ウイング宮崎佑基選手(2年)がトライを挙げた。宮崎選手と同級生の松山彩乃さん(2年)は「教室では無邪気なのに、グラウンドでチームを引っ張る姿は別人みたい」と目を輝かせる。

 後半10分にはゴール前ラックからフランカー山村幹太選手(3年)が持ち出してトライ。ゴールも決まって同点。飛び上がって喜んだラグビー部OB会長の森悟司さん(44)は「スピード感が出てきている。勝機は十分ある」と諦めない。

 さらに2トライを奪われたが、後半25分にはゴール前のラックからプロップ谷口祐一郎選手(3年)が意地でインゴールに持ち出した。同級生の上田一紗(いつさ)さん(3年)は「大柄な谷口選手のあだ名はクマなので、『クマー』と思いっきり叫んだ。力強いプレーが頼もしい」と笑顔を浮かべた。

 さらなる反撃を加える前に、無情にもノーサイドの笛。フランカー山田生真(いくま)主将(3年)は「最後の瞬間まで全力でぶつかったので悔いはない。後輩たちには花園を笑顔で終えてほしい」と涙を拭って、上を向いた。

全部員が全力

 ラグビー部の今井大貴さん(3年)は応援団長として声援を送り続けた。

 東京都出身。鋭いタックルが持ち味だが入学した2014年の12月、腰椎(ようつい)分離症を発症した。椎間板(ついかんばん)ヘルニアなども患って手術したため、練習復帰は昨年4月だった。高校生活の約半分も、グラウンド練習から離れた。その間も効果的な筋肉トレーニングの方法を追究して体作りに努めた。

 スタンドでも、最後まで声を張り上げた。「フィールドの選手も僕たちも全力を出した。後輩は日本一を目指してまた頑張ってほしい」と涙を流した。

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