全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

東福岡、底力ではね返す 「高校3冠」へ、あす決勝 /福岡

(2017/1/6 15:20)

 東大阪市の花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)。5日の準決勝で、県代表の東福岡は御所実(奈良)に25-24と競り勝った。準々決勝に続いて追いかける展開となり、2度も11点差を付けられる苦境をはね返す底力を見せた。「高校3冠」を目指して7日の決勝で東海大仰星(大阪第1)と対戦する。【遠山和宏】

 東福岡は前半、御所実の武器であるモールに苦しんだ。4分にモールからトライを奪われ、先制された。同11分にラックからパスでつないで左ウイングの焼山功雅(こうが)選手(2年)がトライしたが、ゴールキックが決まらず追いつけない。その後もモールから2トライを許し、11点差で前半を終えた。

 風上に回った後半の4分。「接戦は普段から(東福岡控えの)Bチームと練習でやっているので焦りはなかった」というフルバックの古賀由教(よしゆき)選手(3年)のトライで6点差に迫った。「♪みんなの思い背負い~ 決めろ~大舞台で」。箸本(はしもと)龍雅主将(3年)の応援歌がスタンドから響くなど、東福岡の応援にも力が入る。しかし、同15分にトライを許して再び11点差に。

 絶体絶命のピンチだったが、右ウイングの山下太雅選手(3年)が20分にトライを決める。ゴールキックは右側からの難しい位置だったが、負傷の正キッカー、森勇登選手(3年)に代わって出場した吉村紘選手(1年)が強風の中「風上だったので左寄りに蹴って風に押してもらおうと思った」という狙い通りに決めて4点差に詰めた。

 更に24分、「絶対に決めたいと思っていた」というスクラムハーフの隠塚(おんづか)翔太朗選手(2年)が値千金の逆転トライを決めた。

 再逆転を狙う御所実の執拗(しつよう)なモールにも「守りは崩されていなかった」(藤田雄一郎監督)。ペナルティーキックでも再逆転されるという緊迫した場面で最後の力を振り絞り守りきると、東福岡を応援するスタンドから大きな拍手が起きた。

 箸本主将は試合後「諦めなかったので1点差で勝てた。『3冠』は結果として付いてくるもの。気を引き締めて決勝に臨みたい」と決意を語った。

 ▽準決勝

東福岡 25  8-19 24 御所実

       17-5

〔福岡都市圏版〕

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