全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

  • Twitter:@RugbyMBS

東福岡28-22京都成章 東福岡、逆襲底力

(2017/1/4 15:28)

第5日(3日・東大阪市花園ラグビー場)

京都成章(京都)反3

 1 1 0 0 7 2 1 1 0 15 22

 T G P D 前 T G P D  後  計

 1 1 0 0 7 3 3 0 0 21 28

東福岡(福岡)反3

 ▽主審=川原佑

東福岡28-22京都成章

 運動量で勝る東福岡が、終盤に突き放した。後半19分にWTB焼山がトライ。ゴールで勝ち越すと、2分後にはNO8福井が小刻みなステップでタックルをかわしながら50メートルを独走。京都成章は足元への低いタックルで主導権を握ったが、最後に足が止まった。

 ■ノーサイド

序盤に伏線、堅守崩す

 ラックサイドで棒立ちになった相手を、東福岡のプロップ小林が下から突き上げるように押すと、相手側にあったボールが顔を出した。「自分たちのスピードについて来られなくなっている」。手応えを感じた瞬間だ。

 5点を追う後半19分、自陣10メートルでターンオーバーに成功して、バックス展開。WTB焼山が左のタッチライン際を駆け抜け、インゴールに滑り込んだ。

 後半11分には、点差が12まで開いた。NO8福井は「完全な力負け。自分を見失いかけた」と振り返る。絶体絶命。そんな言葉が浮かんだ。だが、主将のロック箸本の捉え方は違った。「少しずつ流れは来ている。ここからだぞ」。苦戦しながらも、序盤から伏線は張ってあった。

 京都成章は2、3人でボールに絡みつく、激しいタックルが特徴だ。それを逆手に取り、両サイドに大きく展開。右に左に走り回らされた相手は、次第にタックルを外されたり、1人で守る場面が目立ち始めた。京都成章の主将・三木は「外にパスを通されて、走る距離が長くなった。疲労がたまり、体力の差が出た」と認める。東福岡の逆襲は、必然の結果だった。

 「きつくて、心が折れそうな瞬間もあったと思うが、これが花園。良い経験ができた」と藤田監督。2試合を圧勝の後に接戦を制し、チームはまた、一回り大きくなった。【角田直哉】

京都成章、一泡吹かせ

 ○…京都成章のSH片岡は、一瞬のすきを見逃さなかった。後半4分、ゴールまで残り25メートルのラックでボールを拾い上げて左に動き出すと、対峙(たいじ)する東福岡のSO丸山が「外側を見ていた」。体を90度ひねって縦を突き、がら空きとなった中央を独走。無人のインゴールに飛び込み、今大会を通じて、初めて東福岡からリードを奪った。

 後半11分には13人がかりのモール攻撃で追加点。「試合でやるのは初めて」(片岡)で、バックスが瞬時の判断で加わったプレーだった。前回大会の準々決勝も、優勝した東海大仰星に惜敗。またも8強で散ったが、機転を利かせた多彩なアタックは存在感抜群だった。

高校ラグビーニュース

PR

Twitter

応援メッセージ

Twitter・インスタグラムともにハッシュタグ「#高校ラグビー」応援メッセージを投稿してください。