全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

  • Twitter:@RugbyMBS

準々決勝 夢半ば…東京、涙 4強ならずも、成長実感 /東京

(2017/1/4 2:11)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)第5日の3日、東京第1地区代表の東京(2大会ぶり12回目出場)は、Bシード同士の対戦となった準々決勝で、東海大仰星(大阪第1)に12-40で敗れ、初の4強入りはならなかった。【早川健人】

東京 反4

 1 1 0 0  7 1 0 0 0  5 12

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 4 0 0 28 2 1 0 0 12 40

東海大仰星 反9

 春の全国高校選抜大会3位同士の対戦は、東海大仰星の分厚いFW攻撃の前に、劣勢を強いられた。

 先制された東京は、前半10分にモールを押し込んでSH春野日向主将(3年)がトライし、ゴール成功で7-7と追いついた。しかし、その後3連続トライを許して7-28で前半を終了した。SO西野稜祐選手(3年)は試合後、「相手のFW第3列の運動量が多くて、自分が球を持つと、前に相手選手ばかりいた」と話した。

 観客席では、三好貫太選手(2年)の父、雅義さん(50)が「GO! GO! 東京!」と応援をリードした。声援を背に、後半開始直後から交代出場したFL佐藤伊吹選手(3年)は「流れを変えたい」と走り回った。後半3分にモールから春野主将の二つ目のトライで12-28。反撃ムードが高まったものの、敵陣に攻め込んだまま得点を奪えず、逆に同25分と33分のトライで突き放された。

 FL野牧佳太選手(同)は「ただ相手が強かった」と振り返った。HO斎藤玄輝選手(同)は「相手はよく声が出ていたが、自分たちはミスで下を向いてしまった」と唇をかんだ。

 森秀胤監督は「初めて8強入りしたが、4強の壁は厚い。また挑戦です」と話した。

 LO小池隆成選手(2年)は「この敗戦を知る自分たちが中心になって、また花園の舞台に戻る」と誓っていた。

大学でも体を張る 東京(3年) 鴇田晃一(ときた・こういち)選手

 前回優勝の東海大仰星の重圧を感じながら、スクラム最前列のPRとして体を張り続けた。2トライのSH春野日向主将(3年)に「僕はボールを置いただけ。モールで運んでくれたFWのおかげ」と感謝された。「勝てない相手ではなかった。気持ちでは負けていなかった」と手応えも感じたが、「ディフェンスを崩された」と悔やんだ。

 ベンチプレスで135キロを持ち上げる、チーム一の力持ち。森秀胤監督は「おっとりした子だが実直で、きつくても苦しくても弱音を吐かず、我慢ができる」と信頼する。

 この日も我慢の連続だった。ボールを持った選手の上半身と下半身に2人が同時にそれぞれ入る「ダブルタックル」に「みんなで意思統一して臨んだ」と話す。「いい場面もあったが、ディフェンスのカバーが間に合わなくて、抜かれた」と反省した。

 古豪の中央大に進学してラグビーを続ける。「チームの優勝に貢献できる選手になりたい。体を張れる選手になりたい」と新たな目標を掲げた。

〔多摩版〕

高校ラグビーニュース

PR

Twitter

応援メッセージ

Twitter・インスタグラムともにハッシュタグ「#高校ラグビー」応援メッセージを投稿してください。