全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

京都成章、秀でる状況に応じた判断力の速さ

(2017/1/2 18:45)

 ○京都成章21-0中部大春日丘●(1日・3回戦)

 中部大春日丘のモールの人数が増えようが、何度モールを作ろうが、京都成章は自陣ゴール前5メートルから前進を許さなかった。前半14分の攻防。相手の最大の武器を封じ、零封勝ちにつなげた。

 FW8人の総体重で約30キロ下回りながらも押されないのは、モールの守り方にコツがある。プロップの堀田が解説する。「相手が押してくる方向を察知して動いている」

 左右に軸をずらしながら進んでくる相手に対し、その重圧を最初に感じる両サイドの選手が「右」「左」と声を出し、押してくる方向を指示。後方の選手が素早くフォローに入る。相手の攻め手を防ぎ、流れは京都成章に。前半の残り10分で2トライを奪取した。

 「FW様々」と驚いたのは湯浅監督。実は前日、38.5度の発熱でミーティングに参加できず、選手たちは監督不在も想定して準備した。ハーフタイム中も円陣に加わらず、指示もしなかった。「子どもたちだけで話し合ってできたのは成長の証し」。状況に応じた判断力の速さが、3大会連続で8強入りするチームの源だ。【安田光高】

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