全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

東福岡、基本を忠実に守る「つなぐ意識」

(2017/1/2 18:27)

 ○東福岡91-0松山聖陵●(1日・3回戦)

 次から次へと、東福岡の選手がわき出てくるようだった。

 前半15分。WTB藤本が右サイドを駆け上がると、タックルを受ける寸前に左のSO丸山にパス。丸山も後ろから追う2人を引きつけると、左へふわりとパスを浮かせる。全力疾走でボールをつかんだSH平尾が、20メートルを一人旅で悠々とインゴールへダイブ。開始2分の先制トライ後に追加点が奪えなかった停滞感を、鮮やかなパスワークで打破した。

 1試合最多得点を記録した2日前の初戦から、先発7人を入れ替えた。藤本も平尾も今大会初先発。それでも、平尾は「誰が出てもやることは変わらない。体の強さを生かして前に出て、テンポ良くボールを回すこと」と、さらりと言う。

 1人が相手の防御網を突破したら、両サイドにサポートの選手がつき、パスを出せる環境を整える。基本を忠実に守る「つなぐ意識」が、異なるメンバーでも、破壊力を維持する源になった。

 2、3回戦は大量得点で零封勝ちしたが、「シード校と当たる次からは、全く別の戦いになる」と藤田監督。その準々決勝に向け、選手層の厚さも再確認でき、自信を深める1勝となった。【角田直哉】

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