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石見智翠館、窮地救ったエースのWTB仁熊

(2017/1/2 18:04)

 ○石見智翠館24-19報徳学園●(1日・3回戦)

 疲れ切った選手たちが、薄氷の勝利を物語っていた。前回4強の石見智翠館は、2回戦でBシードの秋田工を撃破したノーシードの報徳学園に大苦戦。粘る相手を何とか振り切り、安藤監督も「うちの子もヘロヘロで危なかった」と苦笑した。

 前半24分までに12点をリードしたが、得点源のWTB鎌田が危険なプレーで一時退場。安藤監督の「もつれる」との予感が的中する。後半早々に、次々とアタックを繰り出され、追い付かれた。

 窮地を救ったのが、エースのWTB仁熊(にぐま)だ。「相手の足が止まってきていた」と、チャンスを逃さずに仕掛けた。後半20分。相手陣10メートル付近で相手がノックオンしたボールをNO8斎藤が拾って仁熊につなぐと、走り切って勝ち越しトライ。3分後にはゴール前のラックから出たパスを受け取り、再びトライを決めた。

 報徳学園は終了間際にもトライを奪っただけに、仁熊の2本目のトライが大きな意味を持つ。安藤監督も「久しぶりにやってくれた。ここぞで取ってくれた」とたたえた。

 報徳学園とは93回大会の3回戦でも対戦。引き分けた末にトライ数差で涙をのんだ。当時中学3年でスタンドで観戦していた仁熊には「OBのためにも」という気持ちがあった。ただ、「先がある」。目標はあくまで、花園初制覇だ。【福田智沙】

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