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3回戦 石見智翠館、報徳破りベスト8進出 因縁の相手に「リベンジ」 /島根

(2017/1/3 14:53)

準々決勝、きょう奈良・御所実と

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)は1日、東大阪市花園ラグビー場で3回戦があり、県代表の石見智翠館は24-19で報徳学園(兵庫)に勝利してベスト8進出を決めた。試合は、後半5分に同点に追いつかれる展開となったが、ウイング、仁熊秀斗選手(3年)が2トライを決め、振り切った。3年前、同点ながらトライ数差で敗れた因縁の相手にリベンジを果たし、スタンドは歓喜に包まれた。準々決勝は3日午前10時半から、御所実(奈良)と対戦する。【根岸愛実】

 ▽3回戦

石見智翠館 反7

 2 1 0 0 12…2 1 0 0 12 24

 T G P D  前…T G P D  後 計

 1 1 0 0  7…2 1 0 0 12 19

報徳学園 反7

 石見智翠館は、前半8分にモールで押し切ってスクラムハーフ、梅川太我主将(3年)が先制のトライ。その後も前半24分にスクラムから梅川主将がトライを決めた。

 前半は敵陣でのプレーが続いたが、ミスも多くチャンスを逃す場面が目立った。前半26分、危険なタックルをしたとして1人が一時退場。14人になった石見智翠館に、報徳学園のアタックが続き、27分にトライを奪われた。

 後半5分には報徳学園に再びトライを決められ、同点に追いつかれた。スタンドは落胆の色に包まれたが「切り替えろ、切り替えろ」と声援を送った。

 「また、同点か」。一進一退の攻防が続き、安藤哲治監督の頭には3年前の報徳学園戦がよぎった。

 苦しい状況を打破したのは後半20分。10メートルライン付近で、相手がノックオンしたボールをナンバーエイト、斎藤龍夜選手(2年)が拾うと「仁熊に、仁熊に」との声が上がった。ボールを受け取った仁熊選手はディフェンスを振り切ってトライ。スタンドから大歓声がわき起こった。

 仁熊選手は後半23分にも、トライを決め、チームメートに「さすがエース」と言わしめた。後半29分には報徳学園にトライを決められ、5点差に迫られたが、その後は守り切って勝利をつかんだ。

    ◇

 石見智翠館は2日、御所実との試合に備え近畿大(東大阪市)で、パスやディフェンスの練習をした。梅川主将は「練習試合で何度も戦った相手。国体では負けたのでリベンジをしたい」と話した。

後輩信じ大声で声援 3年前敗戦、OBら勝利に歓喜

 「うれしいの一言」

 3年前の1月1日、同じ3回戦で報徳学園と戦い、20-20の同点ながらトライ数差で破れた石見智翠館OBも花園に駆けつけ、後輩の活躍を喜んだ。

 3年前の報徳学園戦で最後のトライを決めた竹中太一さん(21)=関西大3年=は大阪入りした後輩の練習に2度参加。「今の方が実力がある。僕らの悔しさを晴らしてほしい」と試合を見守った。

 引退後もOBらが集まれば「あの時こうしていれば」と必ず話題になる3年前の試合。この日は後輩がトライを決めるたびにOBらは「やったー」とバンザイして喜んだ。

 後半は同点トライを決められ、3年前と似た展開に。OBらはプレーへのアドバイスを大声で叫んで応援した。当時の主将、川上凌央さん(20)=立命館大3年=は「しんどかった。でも負けるとは思っていなかった」と後輩を信じた。

 試合後、梅川太我主将は「3年前のリベンジを果たすことができました」とOBにあいさつ。2トライを決めた仁熊秀斗選手は「先輩から声をかけてもらって、一緒に戦っている気持ちだった」と話した。【根岸愛実】

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