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春日丘、また8強の壁 力強いプレー、随所に /愛知

(2017/1/3 14:37)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は1日、東大阪市の花園ラグビー場で3回戦があり、県勢の中部大春日丘は京都成章(京都)に0-21で敗れた。中部大春日丘は前半、先制された後に敵陣で好機をつかみながらもミスが響き、無得点。後半に追加点を許して力尽きた。チーム初の8強入りは逃したが、最後まで果敢な突進を見せたフィフティーンに、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。【梶原遊】

 中部大春日丘は初戦に続き、高校日本代表候補でチームの精神的支柱でもあるFB浅井宏太主将(3年)が膝の負傷で欠場した。立ち上がりが不安視されたが、たびたび敵陣に攻め込む。しかし前半20分、京都成章の素早い球出しの前に防御が後手に回り、先制トライを許す。

 追う展開となり、ラインアウトからプロップ川畑宥馬選手(同)らがモールを仕掛ける。だが敵陣ゴール前まで攻め込みながらボールを奪われる。前半29分、再び大きく前進され追加点を取られた。

 後半、バックスにボールを供給するSH鈴村淳史選手(2年)の判断が徐々にさえはじめる。スクラムからの縦への突破もまじえ、NO8加藤祐人選手(3年)の力強い当たりでたびたびゴール前に迫ったが、ノックオンなどで決め手を欠く。

 逆に後半29分、右へ大きく展開したところでボールを奪われ、中央へのトライで0-21と突き放された。

 8強への挑戦は3度目だったが、また届かなかった。

 それでも力強いプレーを随所に見せた選手たちに、スタンドからは「来年また帰ってこよう!」と大きな声援が送られた。

「縦の突破」に手応え 中部大春日丘 SO・河部周次選手(3年)

 試合終了まで10分となり、敵陣のゴール目前まで迫りながらも反則やミスで押し戻されるもどかしい状況が続いていた。FWが突進を繰り返し、ふたたびゴール前に攻め込む。何かを決意したように、手にしたボールを、型どおりに外へは展開せず、内側にいた選手にパスする。「今年のバックスには、縦に突破する力がある。それにかけてみようと思った」。突進を繰り返すFWにも、叫んだ。「お前らも、(縦に)こだわれ!」

 最後の最後で、攻撃が大きく進み始めた。

 昨年度の全国大会初戦は、試合終盤に左肩を脱臼し、退場。チームは直後に逆転トライを許し、敗れた。「誰かがやってくれる、と他人任せだった」と振り返る。

 今年のチームは、違った。大会直前に、浅井宏太主将(3年)が左膝の半月板を損傷し戦線離脱したが「宏太を準々決勝まで連れて行く」と、全員が結束していた。だが、試合は無得点に終わった。「結果は悔しいけれど、全国の舞台で通用すると思えたプレーもあった」と話す。

 東京の大学に進み、競技を続ける。次の4年間でも、司令塔としての「こだわり」を磨く。【梶原遊】

 ▽3回戦

中部大春日丘 反5

 0 0 0 0  0 0 0 0 0 0  0

 T G P D  前 T G P D 後  計

 2 2 0 0 14 1 1 0 0 7 21

京都成章 反8

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