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東京鋭く、壁を突破 8強進出 きょう東海大仰星戦 /東京

(2017/1/3 2:07)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)第4日の1日、東京第1地区代表の東京(2大会ぶり12回目出場)は、Bシード同士の対戦となった3回戦で大阪桐蔭(大阪第3)を12-3で破り、初の8強入りを果たした。3日の準々決勝でBシードの東海大仰星(大阪第1)と対戦する。都勢の8強入りは、第94回大会の国学院久我山以来2大会ぶり。【早川健人】

 後半開始直後から試合終了までほぼ30分間、自陣にくぎ付け。大阪桐蔭の猛攻を低いタックルで防ぎ続けた。ノーサイドの瞬間、応援席では父母たちが抱き合って喜んだ。CTB後藤優大選手(3年)の父、伸行さん(51)は「みんな、よく頑張った」とたたえた。

 後藤選手の先発出場は、昨年11月の都予選準決勝以来。「今朝言われて、緊張した。相手は大きかったが、当たり負けしなかった」と、試合後に振り返った。

 前半2分、WTB水野景介選手(同)が左タッチライン際を走り、3人のタックルをかわして、FB工藤大空選手(同)にラストパス。左中間にトライを決めた工藤選手は「もらった時は前が見えた。絶対にトライを取ると思った」と力を込めた。応援席では母のひろみさん(42)が「ずっと活躍できていなかったので、よかった」と涙ぐんだ。

 同16分にも後藤選手が抜け出し、CTB野口幹太選手(2年)がトライ。12-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半11分にPGを返され、3-12。同19分から途中出場したLO大塚良選手(3年)は、森秀胤監督に「ディフェンスを締め直してこい」と指示された。その後は相手に得点を与えず「体を張って、守れた」と笑顔を見せた。

 5度目の挑戦で手にした、初の準々決勝進出。春野日向主将(同)は「東海大仰星の連覇を阻みたい」。森監督は「2大会前も7大会前も花園で敗れた相手。今度こそ勝ちたい」と意気込んでいた。

「必要とされる選手に」 東京(3年) 青木智成選手

 「青木、戦え!」--。試合終了間際、花園第3グラウンドに森秀胤監督の声が響いた。「聞こえてました。みんながしんどい時間帯なので、『お前がFWリーダーとして引っ張れ』と言われたのだと思いました」。トライを狙う大阪桐蔭のサイド攻撃に対し、東京のFW8人はかたまりになって守り、最後までゴールラインを割らせなかった。

 188センチ、100キロの巨漢。LOとして、ラインアウトのジャンパーとして、この日も攻守の起点になった。相模原ラグビースクール(神奈川県)でラグビーを始め、「小学生時代から目標にしてきた」花園の舞台に立った喜びをかみしめている。

 22大会前の初出場以来、多くの先輩たちが越えられなかった8強入りの壁を破った。「部の歴史を変えられたが、あくまで通過点。目指すのは全国優勝」と言い切る。もう一つの目標が高校日本代表入り。「接点で負けない、みんなに必要とされる選手になりたい」

大阪桐蔭 反4

 0 0 0 0  0 0 0 1 0 3  3

 T G P D  前 T G P D 後  計

 2 1 0 0 12 0 0 0 0 0 12

東京 反9

〔多摩版〕

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