全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

2回戦 御所実、尾道を完封 あす3回戦、茗渓学園と /奈良

(2016/12/31 12:58)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)第3日の30日、東大阪市の花園ラグビー場で2回戦があった。県代表の御所実は尾道(広島)を相手に26-0で完封勝利。3回戦は1月1日午前11時55分から第3グラウンドであり、茗渓学園(茨城・5年連続22回目)と準々決勝進出を懸けて対戦する。【郡悠介】

 ▽2回戦

尾道 反11

 0 0 0 0  0 0 0 0 0  0  0

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 1 0 0 12 2 2 0 0 14 26

御所実 反11

 約6500人の観衆が見守る中、優勝を目指す御所実の選手たちが、花園の舞台に堂々と姿を現した。FB岡村晃司選手(3年)のキックで試合は始まった。

 前半7分、ハーフウエーラインのスクラムから岡村選手が右に抜け出すと、相手選手のタックルをはね返し、一気に敵陣を駆け上がった。ゴールライン手前のラックからWTB南昂伸選手(同)が右隅に先制トライ。スタンドの母昌恵さんは「相手選手の体が大きくヒヤヒヤしていたが、トライできて良かった。チーム一丸となって頑張って」と祈るように見守った。

 前半24分には、右サイドから流れるように9人でパスをつなぎ、最後はPR北村祥平選手(同)が左中間にトライ。保護者たちは「GOSE」と書かれた黒いタオルを振り回して喜ぶ。父陽一さん(47)は「みんなでつないでつかんだトライ。点差を広げられて良かった」と笑みがこぼれた。

 ゴールライン手前まで何度も攻め込まれたが、最後まで集中力を切らさず耐え抜いて完封勝利。OBの矢澤巧久留(たくる)さん(22)は「かつて準優勝だった僕らができなかった『優勝』を目指してほしい」とエールを送っていた。

160センチ大きな貢献 フランカー・長嶺諭選手(3年)

 ディフェンスが強みの尾道に対し、最前線で持ち味の低く突き刺さるタックルを続けた。「当たり負けしたくない」。尾道の攻撃の芽を摘み取り、フランカーとしての役割を果たした。

 花園出場経験のある10歳上の兄・航さんの影響で、小学生からラグビーを始めた。身長160センチと小柄な体格だけに、人一倍努力を重ねてきた。体幹の強い先輩に率先して指導を仰ぎ、当たり負けしないよう鍛えた。毎朝5時半に起きてグラウンドを走り込み、試合終了まで走り続けるスタミナをつけた。

 努力の成果は実り、今年春ごろからはレギュラーの座を獲得。中谷圭コーチからも「大柄な相手にも勇猛果敢にタックルし、チームに大きく貢献してくれる」と信頼される選手に成長した。

 試合後、激しいぶつかり合いで目の周りは青く腫れていたが、「自分ができることを全力でやりきる」と次戦に向けて力を込めた。【郡悠介】

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