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2回戦 報徳シード校を撃破 前半のリード守る /兵庫

(2016/12/31 12:35)

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)で、県代表の報徳学園は30日、Bシード校の秋田工を24-19で破り、3回戦進出を決めた。報徳学園は前半に4トライを挙げ、後半の相手の追い上げを振り切った。3回戦は1月1日午後1時20分、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドで、Bシード校の石見智翠館(島根)と対戦する。【石川勝義】

 「相手は力のあるシード校。追い掛ける展開は厳しくなるので、前半に勝負しよう」と方針を確認し、試合に臨んだ報徳学園。しかし、序盤は相手に攻め込まれる展開になる。

 試合を大きく動かしたのが、フォワード陣とバックス陣の連携によるターンオーバーだった。相手の攻撃を守り抜き、フォワード陣がラックで相手からボールを奪うと、パスを受けたウイングの石川貴大選手(3年)が相手ディフェンスを抜き、キックも交えて敵陣に入り込んだ。9分、ゴール前5メートルのラックからパスをつなぐと、センターの江藤良選手(2年)がトライを決めて先制点を挙げた。

 流れをつかんだ報徳学園は、15分にラックから出たボールを回し、スタンドオフの山田駆選手(3年)がトライ。直後に秋田工に得点を許したものの、23分と26分にはラインアウトからフォワード陣がモールを押し込み、フッカーの小池健雄選手(3年)やロックの高井杏輔選手(3年)がトライを決めた。

 前半はリードして終えたが、後半は逆に相手の猛攻に遭う。15分と21分にトライを決められた一方で、報徳学園側はオフサイドなどの反則が相次いだ。観客席で試合を見守っていた雲山弘貴選手(2年)の母美香子さん(48)は「ずっと心配で心臓のどきどきが止まらなかった」。あと1トライを決められれば逆転されかねない状況のなか、自陣のゴール手前でノーサイドの笛が鳴った。

流れ変えた走り ウイング・石川貴大選手(3年)

 前半で勝負すると決めていながら、試合開始直後から自陣への攻撃が続く展開。そんな嫌な流れを大きく変え、チームを勝利に導いたのが、日本代表候補にも選ばれたウイングの石川貴大選手(3年)の走りだった。

 フェイントを交えて相手ディフェンス数人をかわすと、キックを使って敵陣深くに攻め込み、その後の連続得点につながった。「ずっと攻められていたので、とにかく自分たちのエリアを回復したかった。いい流れにつながってうれしい」と振り返る。

 身長181センチ、87キロの大柄の体でダイナミックにフィールドを駆け抜け、県大会や花園初戦で得点を重ねてきた。練習では1対1で相手を抜く技術に磨きをかけ、足の速さや瞬発力を強化するトレーニングに励む。

 2回戦でもトライを狙ったが阻まれ、シード校のレベルの高さを感じた。「相手の体が大きくスピードもあった。次はパスをもらう場所を見直し、勝ちにこだわってトライを取る」と意気込む。

 ▽2回戦

報徳学園 24 24-7  19 秋田工

         0-12

〔阪神版〕

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