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2回戦 46-5、京都成章が快勝 7トライ、BK陣も縦横に /京都

(2016/12/31 12:50)

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビーフットボール協会、全国高体連、毎日新聞社など主催)第3日の30日、府代表の京都成章は高鍋(宮崎)との2回戦に臨んだ。試合開始直後は緊張から硬さも見られたが、徐々に持ち味の前に出るディフェンスを発揮し、バックス陣も縦横に展開。7トライを奪って46-5で勝利した。京都成章は元日午前10時半から、8強入りをかけて中部大春日丘(愛知)と第3グラウンドで対戦する。【礒野健一】

8強かけ「元日花園」へ

 三木亮弥主将(3年)ら、3人のレギュラー選手が体調不良で先発出場を回避した花園初戦。前半2分にゴール前20メートルのPGで先制するが、パスミスや、タックルに甘さが出て突破されるなど硬さが目立ち、序盤は自陣に押し込まれる展開が続いた。

 前半12分、中央ラックから右へ展開し、WTB末広賢三選手(3年)が右中間にトライし、チームがリズムをつかむ。FW陣も激しいアタックを見せるようになり、プロップ藤田康助選手(2年)は「落ち着いて周りを見て、好機があれば積極的に前に出た」と話した。前半19分にもゴール前中央5メートルのラックからSH片岡祐二選手(1年)が持ち出し、最後はSO西川虎哲選手(2年)がトライを決め、15-0で前半を折り返した。片岡選手の父雅史さん(55)は「後半も思いのまま走り回ってほしい」と見守った。

 後半開始時に三木主将がピッチに入り、FWとBKの連携を確認。敵陣で試合をする時間が多くなった。5分には自陣中央20メートルから左にボールをつなぎ、笹岡海斗選手(2年)が左中間にトライ。その後も4トライを加えて相手を圧倒した。後半30分にゴール前ラックのこぼれ球をつかんでトライした途中出場の平井絃暉選手(2年)は「無我夢中。自分でも信じられない」と笑みを浮かべた。

 ゲームキャプテンを務めたナンバー8中辻厳毅選手(3年)は「2年生が体を張っている姿を見て、3年生も負けていられないと奮起した。チーム内で良い競い合いが出ている」と振り返った。湯浅泰正監督も「楽しんで試合ができていた。自分たちの力が出せれば、次も大丈夫」と手応えを語った。

夢の舞台、継ぐ魂 フランカー・中谷玲於選手(2年)

 初めての花園で攻守にわたり躍動した。「子供のころからの憧れの場所。最後まで楽しくラグビーができた」と充実した表情で振り返った。

 この日はスタンドに祖父母と両親、妹が応援に駆け付け、雄姿を見守った。しかし、中谷家は玲於選手だけを応援していられない。兄大我選手(3年)の光泉(滋賀)も、京都成章のキックオフ45分後に試合開始。その後には祖父登さん(69)の母校・明大中野(東京第2)も試合を控えていた。登さんは「忙しい一日だけど最高の一日」と、孫や後輩のプレーに拍手を送った。

 光泉、明大中野がともに敗れ、中谷家で勝ち残ったのは玲於選手だけとなった。「兄とは上で当たりたかったけど、勝負事なので」と切り替え、「攻撃的なディフェンスで、チームを勇気付けるプレーを見せる」と次戦に闘志を燃やした。父政仁さん(42)は「気持ちで負けず、次も魂のタックルをぶつけてほしい」とエールを送った。ラグビー一家の熱い冬は続く。【礒野健一】

〔京都版〕

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