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2回戦 光泉、昨年王者から1トライ 5-61、声援に応え意地見せた /滋賀

(2016/12/31 12:35)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は30日、東大阪市花園ラグビー場で2回戦があり、県代表の光泉が大阪第1代表で昨年優勝の東海大仰星と対戦した。序盤から屈強な相手FW陣を突破できず、5-61で敗れた。だが、試合終了5分前に1トライを挙げるなど、最後まで諦めずに全力で戦った選手たちにスタンドから大きな拍手が送られた。【森野俊】

 相手バックス陣の突破を止められず、自陣で戦う時間が徐々に長くなった。前半9分、先制トライを許す。立て続けに得点されたが、1回戦を超える約300人が集まった光泉側スタンドの声援はやまなかった。

 前半が終了し0-35。ハーフタイム中、不安そうな表情を見せる選手たちに薬師寺利弥監督(42)は「3年間やってきたことを思い出せ」と言い聞かせた。選手も「笑顔でいこう」「諦めるな」と互いに励まし合ってグラウンドに戻った。

 「なんとか1本」と祈るスタンドが沸いたのは後半25分。「大きな応援の声がずっと聞こえていたので、プレーで恩返しをしたかった」というロック中鹿駿選手(3年)が相手を数人引きずりながら敵陣にボールを持ち込み、好機を作った。その後、敵陣10メートル付近で作ったラックから左サイドに展開し、SH土永雷(あずま)主将(3年)からCTB土橋源之助選手(3年)へと素早いパス。スペースを見つけフリーとなったCTB三崎瑛登選手(3年)がボールを受け、「みんなで作った初めてのチャンス。このボールは渡さない」と飛び込んでチーム初得点を奪った。立ち上がって抱き合う保護者らは「まだ終わらない」「もう1本だ」と更なる反撃を期待した。

 最後の5分間も相手のパスミスから敵陣にボールを持ち込むなど意地を見せたが、相手の守備は堅く、攻めきれずにノーサイド。グラウンド脇のベンチで試合を見守ったマネジャーの田中瑞葉さん(3年)は試合後、選手と共に涙を流し「何度トライされても、諦めたり、つらそうな顔をしたりせず最後まで戦い、本当にかっこよかった」と選手たちをねぎらった。

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