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朝明、闘志最後まで 大阪桐蔭戦、善戦に温かい拍手 /三重

(2016/12/31 11:56)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は30日、東大阪市の花園ラグビー場で2回戦があり、県代表として出場した朝明はシード校の大阪桐蔭(大阪第3)と対戦した。前半にペナルティーゴール(PG)で3点を返したものの、大阪桐蔭の強力なFW陣を抑えられず、3-38で敗退した。最後まで闘志あふれるプレーを続けた選手たちに、青色に染まったスタンドから盛んな声援が送られた。【山本萌】

 ▽2回戦

朝明 反7

 0 0 1 0  3 0 0 0 0  0  3

 T G P D  前 T G P D  後  計

 2 2 0 0 14 4 2 0 0 24 38

大阪桐蔭 反7

 「ロースコアの展開に持ち込みたい」。山田吏樹主将(3年)の狙い通り、前半の10分過ぎまでは、互いに無得点で進んだ。父母会の佐藤譲司さん(53)は「1年間やってきたことを出し切って」とスタンドから奮闘する選手たちを見つめた。14分に先制を許したが、「切り替え、切り替え」「取りにいこう」の掛け声が飛び、29分にSH内山大也選手(3年)がPGを決めると、歓声が上がった。3-14で折り返した後半もゴール前に何度か迫ったが、大阪桐蔭の堅い防御に阻まれ、悲願の3回戦進出は果たせなかった。しかし、善戦したフィフティーンに温かい拍手が送られた。

悔しさ次につなげたい スタンドオフ・山田吏樹主将(3年)

 「花園は夢の舞台。一瞬で時間が過ぎたような気がする」。悔し涙をぬぐいながら、すがすがしい笑顔も見せた。

 主将として臨んだ今大会。2回戦の強豪、大阪桐蔭に気後れはしなかった。チームの強みは「真っ向勝負では押し負けない」というFW陣。大阪桐蔭もFWに定評があり、「どれだけ我慢できるかが勝負」とみていた。しかし、相手の圧力は「想像以上だった」。それでも大声で手をたたき、仲間と自身を励まし続けた。

 4人兄弟の末っ子。兄の背を追いかけ、小学4年で初心者向けのタグラグビー、中学でラグビーを始めた。「やんちゃな子だった」と振り返る父好行さん(55)は、背番号「10」を付けた自慢の息子の晴れ舞台を見守った。

 28日の初戦でタックルを受け、左足首を痛めていた。走れるほどに回復して試合に臨んだが、終了間際に背後からタックルを受けて倒された。痛みをこらえてすぐに立ち上がり、足を引きずりながら必死に楕円(だえん)球を追った。1本でもトライを返したかったからだ。

 無情にもノーサイドの笛が鳴った。「3年間ありがとう」。そう言う息子に、好行さんは「よう頑張った。お疲れ様」と肩をたたいた。「この悔しさを大学でのラグビーにつなげたい」と先を見据え、後輩には「(2回戦の)壁を突破してほしい」と託した。【山本萌】

〔三重版〕

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