全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

勝利いざなう、魅惑のアロマ 指圧併用、疲労オサラバ 尾道(広島)

(2016/12/30 13:43)

 アロマでリフレッシュ--。第96回全国高校ラグビーフットボール大会に出場している尾道(広島)は、選手の疲労回復や睡眠の改善などのためにスポーツアロマセラピーを取り入れている。専門資格を持つトレーナーが普段は週1回施術し、28日の1回戦の後にも行った。コンディションを整えて30日、強豪・御所実(奈良)との2回戦に挑む。【真下信幸】

 スポーツアロマセラピーは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使って心身のバランスを整える芳香療法を応用。精油を体に塗ったり、鼻から吸ったりして疲労を回復させ、筋肉痛を軽減する。選手の能力を引き出すだけでなく、けがの防止にもつながる。女子サッカー日本代表の選手らも取り入れ、注目されている。

 施術の中心は、広島県福山市でアロマサロンを経営するスポーツアロマトレーナー、小林憲子さん(46)。前々大会で尾道が4強入りしたことを知り、「全国で活躍するチームが身近にあって驚いた。何か貢献できれば」と提案した。昨年11月からボランティアで選手らをケア。リラックス効果を重視する一般のアロマセラピーと異なり、指圧を強めて筋肉をほぐし、ストレッチを併用する。けがを抱える選手も多いため、鎮痛作用や乳酸(疲労物質)を除去する効果のある精油を多く使うという。

 選手らが滞在する大阪市内のホテルには、施術ベッド3台が並び、かんきつ系の香りが漂う。小林さんら4人のトレーナーが1人に約30分かけてケア。緊張から眠りが浅くなりがちなため、ゆったりと施術して安眠を促す。フッカーの淡野徳蔵主将(3年)は「たまった疲れがなくなり、うれしい」。ロックの今西亮輔選手(3年)も「よく眠れ、練習にスムーズに入れる」と好評。梅本勝監督(53)も「リフレッシュにつながっている」と効果を実感している。

 1回戦は57-12で関商工(岐阜)に快勝。小林さんは「選手たちを最高の状態で試合に送り出してあげたい」と話した。

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