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「ロースコアの戦いに」 朝明、初の3回戦進出狙う きょう大阪桐蔭と対戦 /三重

(2016/12/30 12:38)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)に出場している県代表の朝明は30日、東大阪市の花園ラグビー場で、昨年ベスト8でBシードの大阪桐蔭(大阪第3)との2回戦に挑む。7回目の出場で初の3回戦進出を狙う。【山本萌】

 29日は大阪市内で約2時間、練習した。大阪桐蔭の強力FWを想定したタックル練習など組織的防御を確認した。SO山田吏樹主将(3年)は「チームの調子も良く、良い雰囲気で練習できた。ロースコアの試合に持ち込み、相手のミスを誘いたい」と話した。

 1回戦は、結果的に43-7と九州学院(熊本)を突き放したが、開始直後は受けに回った。保地直人監督(42)は「初戦では(九州学院に)低くタックルに入られた。あんな受け方では大阪桐蔭には勝てない」と調整に余念がなかった。

 30日は第1グラウンドで午後1時15分、キックオフ。県勢では2011年度の四日市農芸以来5年ぶりとなる2回戦突破を目指す。

選手見守る「天使」 マネジャーの水野望江(もえ)さん=3年

 大事な一戦を翌日に控え、練習に熱が入る選手たちを傍らから見守り、水分補給のドリンクを運んでいた。部の唯一のマネジャーは、選手から「朝明ラグビー部の天使」と頼りにされている。

 朝明中学時代はソフトボール部で一塁手を務め、3年時には三泗地区大会で3位に入った。高校では支える側に回り、「家族よりも長く一緒にいる選手たち」を後押ししてきた。

 平日は毎日、部員約70人が練習後に食べる約100個のおにぎりを握る。炊く米は1日3・5升。好みの具も把握している。「選手の方が練習で大変。それに比べたら全然、大丈夫」。選手の体作りを下支えしてきた。

 泥だらけのユニホームの洗濯もする。「ブラシでこすると生地を傷める」と手で丹念に洗う。保地直人監督は「黙々と動く努力家」と評する。

 今年2月、いつものように洗濯していると、試合を終えた選手たちも「冷たい」などと言いながらも蛇口をひねり、手伝ってくれた。心が温かくなった。

 ラグビーの魅力を語る目は真剣だった。「体を痛めてプレーするぶん、人の痛みが分かる。紳士的で、すごいスポーツだと思う」。高校教諭としてラグビー部の顧問やコーチになるのが夢だという。

 2回戦の相手の大阪桐蔭は昨年8強入りした強豪。「楽しんできてほしいけど、結果が全て。絶対に勝ってきてほしい」とエールを送る。【山本萌】

朝明の過去の花園成績◇

年度      スコア   対戦相手

05 1回戦 ○33-19 鹿児島実

   2回戦 ● 0-67 東海大仰星

09 1回戦 ● 7-19 京都成章

12 1回戦 ●19-22 高鍋

13 1回戦 ● 0-46 尾道

14 1回戦 ●31-45 高鍋

15 1回戦 ○64-7  鹿児島実

   2回戦 ●12-71 京都成章

16 1回戦 ○43-7  九州学院

   2回戦  ?     大阪桐蔭

〔三重版〕

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