全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

浜松工、きょう東福岡戦 仲間信じ、大けが克服 1回戦で大車輪の活躍 ロック・匂坂伊吹選手 /静岡

(2016/12/30 12:48)

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会など主催)に、県代表として出場している浜松工のロック、匂坂(さぎさか)伊吹選手(3年)は「仲間のために体を張る」と闘志を燃やしている。28日の1回戦では骨惜しみなく走り回ったプレー。「仲間に恩返しをしなければ」という思いがあふれていた。

 吉本敬監督(33)が「うちでナンバーワンの突破力」と評する実力者。NO8の大塚滉生主将(3年)も「パワーがあって頼りになる。それに人間的にもいいやつです」と話す。

 しかし、9月中旬の練習試合で、左膝靱帯(じんたい)を痛める大けがを負った。けがそのものの痛みより「試合に出られるのか」という不安が先に立った。県大会出場は難しくなった匂坂選手だが「仲間を信じ、今できることをやろう」と決意。リハビリと上半身の筋力トレーニングに励んだ。一方、チームメートたちも県大会を順調に勝ち進んでくれた。

 県大会決勝。浜松工は終盤まで攻撃の手を緩めず、21点差を付けた。少しでもリードを広げ、ベンチ入りした匂坂選手にピッチに立ってもらうためだ。結局、出場はならなかったが、匂坂選手は「自分のためにと頑張ってくれた、最高の仲間です」と語る。

 28日の1回戦では守備に攻撃にと大車輪の活躍をしたが、匂坂選手は「恩返しはまだ終わっていない」と語る。「みんなは一人のために、一人はみんなのために」というラグビーの精神を体現する浜松工。30日午前9時半、優勝候補の東福岡(福岡)と対戦する。【竹田直人】

高校ラグビーニュース

PR

Twitter

応援メッセージ

Twitter・インスタグラムともにハッシュタグ「#高校ラグビー」応援メッセージを投稿してください。