全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

1回戦 米子工、反撃最後まで 浜松工に3-59 果敢にタックル /鳥取

(2016/12/29 15:29)

 東大阪市花園ラグビー場で開かれている第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟など主催)第2日の28日、県代表の米子工(21年ぶり7回目)は静岡県代表の浜松工(3年ぶり5回目)と1回戦を戦い、3-59で敗れた。初戦突破の目標は果たせず、試合後の選手の目には涙があふれた。だが、最後まで諦めずに戦う姿に、保護者やOBらが大きな拍手を送った。【園部仁史】

 序盤は米子工がペースを握った。左PR野坂敬行選手(3年)や左FL竹田鉄平副主将(3年)らFW陣がボールを押し込みゴールに迫った。だが前半8分、浜松工に右のスクラムから左に展開されて先制のトライを決められると、相手の猛攻を防ぎきれなくなり失点を重ねてしまった。

 それでも後半12分、NO8戸田稜人主将(3年)が相手ゴール22メートル中央からのペナルティーゴールで得点を決め、意地をみせる。その後も浜松工の選手に次々とタックルを仕掛け、相手選手の独走を防いだ。

 スタンドから送られる「頑張れ」「行けるぞ!」の大声援を受け、浜松工に必死に食らいついた選手ら。11トライを奪われたものの、持ち味の細かいパス回しを繰り返し、果敢にゴールへ向かう姿を見せた。

先輩のプレー思い出し 米子工・戸田稜人主将(3年)

 花園から20年以上遠ざかっていたチーム。入部当初から「全国なんか無理」と諦める選手もいた。昨年11月の主将就任時、思い出したのは自身が1年だった時の主将、但見渉(たじみわたる)さん(20)だった。

 常に全力でプレーした但見さんのように、つらい筋力トレーニングなども率先して取り組んだ。その姿を見て懸命にプレーする選手が一人、また一人と増えていき、花園に手が届くチームになった。

 劣勢が続いたこの日は仲間に声を掛け続け、後半には唯一の得点を決めた。試合後、部員らに感謝を告げた後、会場にいた但見さんを見つけた。「お疲れさま。よくやった」と但見さんからねぎらわれた瞬間、こらえていた涙が止められなくなった。【園部仁史】

米子工 反6

 0 0 0 0  0 0 0 1 0  3  3

 T G P D  前 T G P D  後  計

 4 1 0 0 22 7 1 0 0 37 59

浜松工 反3

高校ラグビーニュース

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