全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

茗渓学園、初戦突破 3点差で大分舞鶴降す /茨城

(2016/12/29 12:07)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会など主催)は大会第2日の28日、東大阪市花園ラグビー場で1回戦11試合が行われ、県代表の茗渓学園は大分舞鶴(大分)に20-17で勝ち、2回戦進出を決めた。茗渓の初戦突破は2年ぶり。ともに優勝経験のある伝統校同士の対戦は、交互に得点を奪う好ゲームとなり、最後は3点差で勝利をものにした。2回戦は30日、第2グラウンドの第2試合(午前10時45分開始)で青森北(青森)と対戦する。【川崎健】

 逆転に次ぐ逆転の接戦を演じた両チーム。勝利を手にしたのは茗渓学園だった。

 試合前、日高裕史主将(3年)はベンチ前に集まっていた選手たちに「絶対勝つぞ」「最後まで走り切ろう」と声をかけ、気持ちを高めた。

 だが前半は大分舞鶴のパワーに押し込まれ、攻め切れなかった。前半17分、右中間25メートルでロック岡添裕也選手(3年)が落ち着いてPGを決め先制したものの、前半29分には相手に初トライとゴールを奪われ、4点のリードを許して折り返した。

 後半に入ると、細かいパス回しで左右に揺さぶる持ち前の「ハンドリングラグビー」が機能し始める。後半1分、ハーフウエーライン中央のラックから細かくパスをつなぎ左サイドに展開すると、WTB加藤樹大選手(2年)が左中間にトライし逆転。その後も一進一退の攻防が続いたが、後半24分、加藤選手が三つ目のトライを決め勝利をつかんだ。

 ノーサイドの笛が鳴ると、選手はグラウンド上で抱き合いながら喜びを分かち合った。

逆転トライ3発 加藤樹大(じゅだい)選手=茗渓学園・2年

 チームメートから「加藤劇場」と、もてはやされるほどの大活躍だった。後半だけで3トライ。いずれもリードを許していた場面で、トライによって逆転し、チームに勝利をもたらした。

 親の仕事の都合でケニアにいた小学6年時にラグビーと出合い、夢中になった。「1対1の勝負強さ」には自信があったが、高校入学後は伸び悩み、トライを決めきれない時期もあった。周囲からのアドバイスを受け、走るときにももを上げる意識を高めると、50メートル6秒3のタイムが短縮。ステップやスピードにも磨きがかかった。

 U17(17歳以下)関東代表に選出されるなどして他校の選手とも一緒にプレーし、刺激を受けている。高橋健監督は「決定力がある。これからもっと伸びる」と期待する。

 だが本人は「まだまだ自分のプレーに満足していない」と厳しい表情。「もっと走り回って勝利に貢献したい」と気を引き締めていた。【川崎健】

 ▽1回戦

大分舞鶴 反6

 1 1 0 0 7 2 0 0 0 10 17

 T G P D 前 T G P D  後  計

 0 0 1 0 3 3 1 0 0 17 20

茗渓学園 反8

高校ラグビーニュース

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