全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

つるぎ、攻め最後まで 1回戦敗退 東農大二に14-50 /徳島

(2016/12/28 14:55)

 第96回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高体連など主催)が27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、県代表のつるぎは1回戦で東農大二(群馬)に14-50で敗れた。相手の巧みなボールさばきに戸惑いながらも最後まで諦めずに攻め続けたつるぎの選手たちに、スタンドから拍手が送られた。【松山文音】

 「試合の入りは、しっかりいこう」。試合前の藤本哲男監督のアドバイスに選手たちが応えた。前半14分、相手のノックオンボールを拾ったCTB遠藤凌選手(3年)が走り、先制トライを決めた。

 しかし、ボールが東農大二に渡ると、巧みなボールさばきに対応できず、2トライを決められ、10点リードされて前半を終えた。

 後半に入っても連続トライを決められ、苦しい展開になったが、つるぎの選手たちは「諦めないでいこう」と声を掛け合った。そして後半14分、「絶対にトライを決める」と誓ったフランカー柴田流生選手(3年)が敵陣ゴール前のラックからボールを持ち出し、トライを決めた。

 試合は東農大二にリードを許したまま、ノーサイドを迎えた。

 3年生にとって、花園が高校最後の試合。藤本監督は「出場した2年生を核に、新たなチームを作りあげていきたい」と来年を見据えていた。

試合で父に恩返し ロック・村松瑠威選手(3年)

 「父の背中を見て育ってきた。試合で恩返しをしたい」。ロックの村松瑠威選手(3年)は、その思いを胸に花園のピッチに立った。

 1年の夏、家事を担っていた祖母が入院したため、父靖之さん(44)と2人の生活に。祖母がしていた仕事を手伝うため、部活を休むことにした。それでも体力はキープしようと、自宅で部活より長い時間を走ったり、体幹トレーニングを続けたりしていた。

 休んだ約1カ月間はボールを触っておらず、復帰直後は感覚が戻らず苦しんだが、諦めずにこれまで練習を重ねてきた。

 花園では1回戦で敗れたが、藤本哲男監督は「よくタックルできていた」とたたえた。応援に駆け付けた靖之さんは「一生懸命頑張っていた。120点です」とうれしそうに話していた。

 卒業後の就職先は高校の近く。「また練習を見にいきたい」と照れくさそうに笑った。

 ▽1回戦

東農大二 50 17-7 14 つるぎ

        33-7

高校ラグビーニュース

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