全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

きょう開幕 雪辱に燃える関商工、9年ぶり尾道と対決 /岐阜

(2016/12/27 11:44)

展望 相手の裏を突く攻撃を

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。6年連続37回目の出場となる関商工は28日午後0時35分から1回戦で尾道(広島)とメイン会場の第1グラウンドで戦う。尾道とは第87回大会の1回戦で0-36で敗れて以来、9年ぶり2度目の対決。青山俊平主将は「尾道はFWが大きいので、相手の裏を突くなどディフェンスを工夫したい。点を取らせない試合運びで小差で勝ちたい」と雪辱に燃えている。【立松勝】

FW陣、平均体重90キロ

 SO青山、ナンバー8早川瑠磨、FB名古路駿介と、プロップ北村光夢、ロック江崎龍成、SH前嶋佑樹の3年生6選手が昨年の花園でのプレー経験者。レギュラー15人中、中学からラグビーを続ける選手は3人で、10人が軟式野球部出身という異色の編成になったが、選手同士が支え合うチームワークの良さが持ち味だ。

 最大の武器は8人の平均体重が90キロを誇るFW陣。今春から取り入れたウエートトレーニングと練習後におにぎりを食べることで全員の体幹をパワーアップした。井川茂雄監督(47)は「尾道はFWの1、2列に大きい選手がそろう。積極的に前へ出る動きで接点が強く、ボールの争奪が激しい。何とかFW戦で頑張り、接戦に持ち込みたい。注目される第1グラウンドなので、思い切ってやりたい」と真っ向勝負を挑む構えだ。

 両校は夏の菅平合宿(長野)で練習試合を実施する交流があり、今夏も25分間の試合で互角の内容だったという。青山主将は「尾道のゲームメークになる10番、15番を走らせないよう、早めにつぶしたい。みんなで力を合わせ、感動してもらえるプレーをしたい」と話している。

OBの伊佐地明義さん(61)、孫の活躍に期待 「自分を信じてプレー」を

 関商工のWTB小川颯汰選手(18)の祖父は、同校ラグビー部OBで、花園4強入りのメンバーだった伊佐地明義さん(61)=関市弥生町=だ。花園での孫の活躍に期待する伊佐地さんは「自分を信じてプレーしてほしい」とエールを送る。

 伊佐地さんは同校3年の時、1973年度の第53回大会に出場し、ベスト4に輝いた。同校黄金時代のスクラムハーフで「あの時は優勝を狙えるチームだった」と青春の思い出を振り返る。

 伊佐地さんは男子の跡継ぎがなかったが、長女の舞子さん(39)が小川家に嫁いで3人の男子に恵まれた。長男と次男はラグビーをやらなかったが、伊佐地さんにとって3人目の孫となる小川選手が母校でラガーマンとなった。

 小川選手は1年の時に右肩を脱臼し、2年の5月に手術するなど、けがに苦しんできた。3年でようやくけがが治ってレギュラーの座をつかみ、県予選決勝ではトライを1本決めて勝利に貢献した。

 伊佐地さんは「颯汰はスピードがある。花園では自分を信じて強い気持ちで臨んでほしい」と話す。小川選手は「全国4強の祖父にあこがれて夢を追いかけた。いつも応援してくれるので、花園でトライを決めるところを見せたい」と誓う。【立松勝】

関商工ラグビー部登録選手

部長  浅野伸保(35)

監督  井川茂雄(47)

            身長   体重

 1  泓城蓮(2)  180  100

 2  辻貫太(3)  171   92

 3  北村光夢(3) 170  105

 4  坂井広樹(2) 180   86

 5  江崎龍成(3) 176   94

 6  西川晴風(2) 172   68

 7  奥田陸(3)  167   75

 8  早川瑠磨(3) 177  103

 9  前嶋佑樹(3) 170   66

<10>青山俊平(3) 168   72

11  諸岡貴由希(3)171   69

12  佐藤光(2)  172   65

13  波多野敬(3) 168   77

14  小川颯汰(3) 171   70

15  名古路駿介(3)171   74

16  加藤遼河(3) 171   87

17  三輪卓登(3) 173   95

18  後藤将覚(3) 178   85

19  中田嶺志郎(3)170   75

20  長縄天希(2) 178   81

21  田口大誉(2) 175   72

22  奥田大輔(2) 166   62

23  笠野翔大(2) 177   71

24  鈴木響(2)  180   85

25  山田楓真(1) 180   70

 (※数字は予定背番号、<>は主将、カッコ内数字は学年。身長はセンチ、体重はキロ)

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