全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

きょう開幕 茗渓学園、あす登場 「展開」に磨き、目標は全国制覇 /茨城

(2016/12/27 12:52)

1回戦は大分舞鶴

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会など主催)が27日、東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。5年連続22回目の出場となる県代表の茗渓学園は大会第2日の28日午後1時55分から、1回戦で大分舞鶴(大分)と対戦する。グラウンドを広く使い、テンポ良いパス回しで攻撃する持ち前の「展開ラグビー」に磨きをかけ、「全国制覇」という高い目標を掲げて最終調整に励んでいる。【川崎健】

 「バックスはもっとFWを助けるように」「ボールが動いている時のコミュニケーションをしっかり」--。花園開幕まで1週間を切った21日、つくば市の同校のグラウンドでは、実践形式の練習を行いながら、戦術を確認していた。

 中心にいるのはCTB日高裕史主将(3年)。約2時間の練習中、高橋健監督が指示を出すことはほとんどない。自主性を重視するのは同校ラグビー部の伝統だが、とりわけ日高主将については「チームを引っ張る統率力は歴代主将の中でも1、2位を争う。大学生よりも優れているのじゃないか」(高橋監督)と評価しており、安心して任せている。

 登録メンバー25人中23人が茗渓学園中ラグビー部出身。日高主将は中学時代も主将を務め、全国大会で天理(奈良)とともに全国優勝した経験がある。このメンバーで戦うのは最後となるだけに、今大会にかける思いは強い。

 昨年はけがに泣いた。試合に出られる状態ではなく、県大会決勝では通常は1年生が務めるスタンドの応援団長を買って出た。花園でも試合中、選手たちに水を手渡す「ウオーターボーイ」を務めるなどサポート役に徹した。U17(17歳以下)関東代表だった実力者は「試合に出なくてもチームに貢献できることを学んだ」と振り返る。主将になった今は、けがなどで練習に参加できない選手らにも積極的に声をかける。

 今年は高校日本代表候補のロック小山俊哉選手(3年)、U17関東代表だったロック岡添裕也選手(3年)、U17日本代表のFB堀尾健太選手(2年)らもチームを引っ張る。夏ごろまで強豪との対戦ではなかなか勝ち切れなかったが、8月に長野県上田市で行った夏合宿で関西の強豪チームと練習試合を重ね、自信を深めた。

 9月からは走り込みの時間を増やして走力を強化。FWもバックス並みのステップワークを誇る。FWからバックスに素早くボールをつなぐ役割を担うSH海老原鏡太選手(3年)はメキメキと力を付けているという。

 昨年は初戦敗退しており、高橋監督は「4強が目標」と話すが、日高主将はもっと強気だ。「目標はもちろん全国優勝。いつも通りのプレーをしたい」と気持ちを高めている。

 ■過去4年の花園での戦績

 <2012年度>

▽2回戦  ○57-5  高鍋(宮崎)

▽3回戦  ○37-24 大阪朝鮮

▽準々決勝 ○31-24 東福岡

▽準決勝  ●17-48 御所実業(奈良)

 <2013年度>

▽2回戦 ●12-21 石見智翠館(島根)

 <2014年度>

▽2回戦 ○39-0  鹿児島実業

▽3回戦 ● 7-36 大阪朝鮮

 <2015年度>

▽1回戦 ●7-18 関西学院(兵庫)

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