全国高校ラグビー大会 HANAZONO LIVE

  • Twitter:@RugbyMBS

素早いBK、力強いFW 高鍋、6年連続24回目出場 /宮崎

(2016/12/24 14:26)

 第96回全国高校ラグビーフットボール大会(日本ラグビー協会、毎日新聞社など主催)は27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。県代表の高鍋は6年連続24回目の出場。BK(バックス)の素早さとFW(フォワード)の力強さをバランスよく身につけたチーム力を発揮できるか。初戦は大会初日の27日午後2時40分、北北海道代表の旭川工と対戦する。【宮原健太】

選手が考える

 「これは面白いチームになる」。檜室秀幸監督はそう直感した。昨年12月の花園初戦敗退の翌日に1、2年生を2チームに分けて大阪市内の運動公園グラウンドで練習試合をさせた。両チームともパスがよくつながり、声も出ていた。「技術は未熟だったが、新チームとして頑張ろうという雰囲気が良かった」と振り返る。

 檜室監督は高鍋高ラグビー部OBで、前任地の延岡工では、2012年の県大会準決勝で高鍋と引き分けた実績がある。高鍋に異動したのは14年。今年のメンバーは1年生の頃から育て上げた選手たちだ。とりわけ力を入れて指導してきたのは「自分たちで考えて試合運びをする」。ハーフタイムでは監督が選手に話をする前に、選手同士で話し合い、試合を振り返ることにしている。

 「レギュラー選手だけでも15人と多く、コミュニケーションが大事。刻一刻と流れが変わる試合の中で自分の役割を常に頭に入れて動く必要がある」と檜室監督。11月末の攻めの練習では「何や今のは! 何の役割や!」と監督の叱咤(しった)が高鍋高グラウンドに響いた。

 そんなチームをリードするのは木之下洸亮主将(3年)。「試合や練習だけでなく、掃除などの生活面でも厳しいことを選手たちに言える」と檜室監督は評価する。

攻撃に突破力

 攻撃ではグラウンドを広く使ってパスをつなぐ「ランニングラグビー」と、相手のタックルで簡単に倒れない力強さがポイントになる。BKの杉道世選手(3年)と染山昌平選手(3年)は相手の守りが薄いところを瞬時に判断する突破力を持つ。2年の石原駿選手は足の速さと、一撃のタックルでは倒れない力強さでトライにつなげる。FWの佐藤諒汰選手(3年)はゴール前のスクラムから体の強さを生かしてゴールラインを目指す。

フィジカル強化

 守っては新チームで強化したフィジカルの強さがポイントになる。登録選手25人の平均身長は170・9センチと小柄だが、昨秋から始めたタイヤ押しや腕立てなど12種類のトレーニングを続けて行うサーキットトレーニングで筋力を増やした。木之下主将も「今までにない体の強さが新チームになってできあがった」と話す。

 一方で守備の課題は隙(すき)のない配置。県予選で取られたトライは二つだが「絶対取られないという気持ちが花園で勝つには必要」と監督の言葉は厳しい。

 「ベスト8以上を目指す。県代表として恥ずかしくないプレーを見せる」と木之下主将。高鍋フィフティーンはヘッドギアに「挑戦」という文字をプリントし、大舞台に挑む。

背番号 氏名    学年  身長   体重 出身中

 1  山下祐樹  (3) 172  96 高鍋西

 2 ◎木之下洸亮 (3) 170  90 高鍋西

 3  奥田亜久里 (3) 177 100 富島

 4  島田大資  (3) 176  88 沖水

 5  横尾渉馬  (3) 172  90 唐瀬原

 6  平田優暉  (2) 168  78 高鍋西

 7  平岡瑞樹  (3) 166  72 高鍋西

 8  佐藤諒汰  (3) 168  80 高鍋西

 9  原田空音  (3) 164  57 高鍋西

10  井俣暁登  (2) 160  56 大宮

11  石原駿   (2) 167  67 宮崎東

12  染山昌平  (3) 173  71 高鍋西

13  杉道世   (3) 169  77 高鍋西

14  吉松立志  (3) 169  72 高鍋西

15  小山航大  (2) 174  70 高鍋西

16  冨永敦士  (3) 178  98 檍

17  新藤龍斗  (3) 172  80 高鍋西

18  鹿嶋佑斗  (3) 180  70 高鍋西

19  小牧皓太  (2) 192  82 東大宮

20  黒木龍玖  (2) 170  72 高鍋西

21  石川健太郎 (3) 166  60 高鍋西

22  梶原輝   (2) 164  61 高鍋西

23  佐光一将  (3) 162  66 唐瀬原

24  今村将太  (3) 174  76 唐瀬原

25  細元匠   (3) 170  71 高鍋東

 ◆2016年公式戦成績◆

 【県高校新人大会】(1月)=優勝

準決勝  ○54-7  延岡星雲

決勝   ○36-10 日向

 【全九州高校新人大会】(2月)=5位決定戦敗退

1回戦   ○44-0  荒尾・岱志

2回戦   ●12-31 長崎南山

5位決定戦 ●22-28 大分舞鶴

 【県高校総体】(6月)=優勝

1回戦   ○59-0  宮崎工

準決勝   ○54-14 延岡星雲

決勝    ○26-7  日向

 【全九州大会】(6月)=1回戦敗退

1回戦   ●14-17 佐賀工

 【全国大会県予選】(11月)=優勝

2回戦   ○74-0 佐土原

準決勝   ○59-5 延岡工

決勝    ○42-7 延岡星雲

 ◆近年の花園戦績◆

【2011】=1回戦敗退

1回戦 ●18-20 飯田

【2012】=2回戦敗退

1回戦 ○22-19 朝明

2回戦 ● 5-57 茗渓学園

【2013】=1回戦敗退

1回戦 ●5-15 札幌山の手

【2014】=2回戦敗退

1回戦 ○45-31 朝明

2回戦 ●19-34 明和県央

【2015】=1回戦敗退

1回戦 ●21-24 青森北

高校ラグビーニュース

PR

Twitter

応援メッセージ

Twitter・インスタグラムともにハッシュタグ「#高校ラグビー」応援メッセージを投稿してください。