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第1章 60年代のブリティッシュ・ロック

(その2)ブルースとブルース・ロック
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 ロックン・ロールやR&Bをベースにした新しいバン
ドが次々にヒットを飛ばし、メジャーシーンをにぎわせ
ていた頃、イギリスのアンダーグラウンド・シーンでは
ブルースに深く傾倒しブルースをプレイするグループや
アーチストが出現。

◆ジョン・メイオール

 63年にブルース・ブレイカーズを結成。ヤードバー
ズを脱退したエリック・クラプトンをメンバーに迎え、
次々とスマッシュ・ヒットを出す。それをきっかけにイ
ギリスではブルース・ブームがおこる(ブリティッシュ
・ブルースの父)。

ブルース・ブレイカーズ出身のMUSICIAN達。
・エリック・クラプトン  →  クリーム
・ジャック・ブルース    →  クリーム
・ピーター・グリーン
      →  フリート・ウッド・マック
・ジョン・マクヴイ
      →  フリート・ウッド・マック
・ミック・テイラー
      →   ローリング・ストーンズ
・アンディー・フレイザー →  フリー
その他  いろいろ・・・。

 とにかく、イギリスのブルース・シーンの中心的な存
在であったのだ。

 ブルース・ブレイカーズの活躍とともに、次々とブル
ースを売りにするグループが続出したものの、やはりス
タイル的にブルースを売りにしていた為、イギリスのブ
ルースはどんどん変化を遂げていくことになる。

 例えばアルヴイン・リー率いるテン・イヤーズ・アフ
ター。彼らはブルース・バンドとしてスタートしたもの
の、よりアクロバティックなギター・プレイ、そしてよ
り即興性を重視したインストゥルメンタルを前面に打ち
出すようになる。もはやこの時点で本当の意味(PAI
N)のブルース・スタイルからは遠ざかってしまってい
た。

 しかし、この変化はイギリスの音楽にとっては重要で、
ブルース・ロックの誕生へとつながってゆく。

 ブルース時代を乗り越えたMUSICIAN達はブル
ースをベースにした新しいロック・バンドを結成。

◆クリーム

 66年ライブでデビュー。そのエレクトリックなパワ
ーと大音量。めちゃくちゃ上手い演奏力が高い評価を得
る。

 たった2年、68年には解散してしまうが、このクリ
ームが残したものは大きかった。

(1)後のロック・シーンにまで影響は及ぶ。
(楽曲面、演奏のスタイル等)→ハード・ロックへ
(2)ギタリストに注目が集まる。
(ギター・ヒロー)

 ギター・ヒーロー。当然!初代はエリック・クラプト
ンである。しかし!!そのクラプトンが舌をまくほどの
ギタリストが登場。

◆ジミ・ヘンドリックス

 本来はアメリカのシアトル生まれ。他のMUSICI
AN同様、R&B、ロックンロールなどの音楽を経て、
活動中にイギリスに渡り、エクスペリエンスを結成(6
6年)。

 当時では考えられないギタープレイ、パフォーマンス
から「ロック・ギターの革命児」と呼ばれた。

 ブルースからブルース・ロックを経て、ジミ・ヘンが
登場した頃は文化的にもワイルドな状態であった。いわ
ゆるドラッグ・カルチャーを背景に、よりサイケデリッ
クな方向へと進むことになる。

※サイケデリック = トリップした状態
↓
長い演奏(即興)、楽曲など→超人気

(次回は「ハード・ロック」)



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