見どころとあらすじ


独断と偏見による第8週の見どころ


いよいよ最終週ですね。
今週は1話も見逃せません。
見どころいっぱいです。とにかく見てください!

第36話では、老師の言葉が陽春さんに重くのしかかります。
そして、今明かされる陽春さんの過去!
陽春さん、出づっぱりの必見の回です。

第37話では、木里子さんがひさびさに晴れ晴れとして出かけます。
またまた老師の言葉に注目です。
弱気になるちづるさんを裕太君が叱ります。

第38話では、木里子さんと陽春さん、木里子さんと周作パパが・・・

第39話は何も言えません。

第40話はもっと言えません。

第36回(11月17日 月曜)
 龍雲寺に、みつる(楊原京子)と陽春(猪野学)の縁談が持ち込まれた。
 宗達(川津祐介)は陽春にみつると木里子(小田茜)のことをよく考えるようにといい、陽春の母・千加子からの手紙を差し出す。それは「節目を迎えた時に渡して欲しい」と千加子から頼まれ、宗達が預かっていたものだった。母に反撥を覚えて出家の道を選んだ陽春だったが、その手紙にはがんで余命いくばくもない母の陽春への思いが切々と綴られていた。手紙を読んだ陽春は号泣する。

第37回(11月18日 火曜)
 千加子はすでに亡くなっていた。母親の供養を終えた陽春は宗達にみつるとの縁談を断ると告げる。そんな陽春に、木里子との間に仲人をたてるかと聞く宗達。陽春はまず木里子の気持ちを確かめたいという。
 一方、退院して真(福田賢二)や麻友とアパートで暮らすちづる(みやなおこ)は、日常生活での呼吸の苦しさに弱気になっていた。裕太(窪田翔太)はそんなちづるを涙を浮かべて叱る。
 木里子は作文の勉強会の帰り、久しぶりに「かたつむり」を訪れる。木里子の胸にイルカのブローチを目ざとく見つけ、ほっとする忍(尾崎麿基)だったが、木里子の気持ちは忍の思いとは逆だった。
 そのころ、親子将棋に明け暮れる休日の麻生家に陽春から電話が入った。明日、木里子に話したいことがあるという。

第38回(11月19日 水曜)
 翌日の夕方、麻生家を訪れた陽春は、木里子に結婚を申し込む。みつるとの結婚の報告だと思っていた木里子は、息がつまりそうになるほど驚く。待ちに待った陽春の申し出。しかし、陽春の母・千加子の手紙を読んだ木里子は、千加子が天寧僧堂で木里子を見かけていたこと、そして陽春との子供を望んでいたことを知り、再発の不安と子供が産めないことを考えて返事ができない。
 その夜。周作(篠田三郎)は、陽春の申し出を断ろうと思う木里子に、若くして亡くなった妻ソフィーのことを話し、「彼女と結婚しなければよかったとは1度も思ったことはない」と、木里子を力づける。

第39回(11月20日 木曜)
 木里子は、白井(石倉三郎)から病院へ呼ばれる。白血病の再々発を恐れる木里子に、白井は「木里子ちゃんが幸せになることは、みんなの幸せになる」と励ます。その帰り、「かたつむり」を訪れた木里子に忍が、もし逆の立場だったら、結婚を止めるのかと問いかける。大きくかぶりを振る木里子。
 足取りも軽く麻生家に戻った木里子は父・周作と祖母・菊乃にプロポーズを受ける決心を話す。感無量の麻生家。それぞれの目に涙が浮かぶ。
 陽春が正式に結婚の申し込みにやってきた。幸せに浸りながら木里子には気になることがあった。一度は陽春との幸せを祈ったみつるのことだった。

第40回(11月21日 金曜)
 みつるに向かい合って自分の気持ちを伝えておきたい、木里子はようやく1ヵ 月後、みつるを訪ねる。しかし、みつるは詳しいことは聞かず、自分が友人とフ ランスの聖地を訪ねるという話をする。木里子は自分の気持ちを告げることはで きなかった。
 やがて長門義明和尚による結納が終わり、木里子は学校に辞表を出す。
 そしていよいよ結婚式の日。木里子の花嫁衣裳より、周作の正装に目を奪われ てしまう戸ノ山。そんな時、急な移植で式に出られなくなった白井から電報が届 いた。3歳の木里子を抱えて帰国した時からの周作を知る白井。そのはなむけの 言葉に、周作の目から涙があふれる。
 白無垢姿で挨拶を終えた木里子は、典美や忍・裕太ら生徒たちの祝福を一身に 受け、麻生家から陽春の待つ龍雲寺へと嫁いでゆく・・・