第11話

木里子は佐竹と一緒に、宗達の元を訪れる。そこへ陽春からの電話がかかり、木里子は胸をときめかす。その一方で佐竹は、宗達に「好きな女性がいる」と打ち明ける。
第12話

佐竹は陽春が木里子のドナーだったことを知る。一方、学会のためアメリカに行っていた周作が帰国。気をきかせて、戸ノ山と牧子にもお土産を買ってくるが…。
第13話

数日後、佐竹、牧子と一緒に「かたつむり」に立ち寄った周作。戸ノ山は、牧子のネックレスが自分と同じことに気づいて大ショック。そして翌日、戸ノ山は麻生家に現れなかった。
第14話

戸ノ山は、麻生家のお手伝いを辞めると、忍に話す。忍からそれを聞いた菊乃と木里子に詰め寄られた周作は…。そんなある朝、陽春は天寧寺の僧堂を出て、龍雲寺へ向かう。
第15話

しばらくの間、龍雲寺で暮らすことになった陽春に宗達は「(木里子と)心ゆくまで話したほうがいい」とアドバイスをする。
陽春が龍雲寺に一時的に帰ってくることになった。その日をまちわびる木里子。
一方、木里子に想いを寄せる佐竹は陽春の存在が気になり…。
第11回(12月9日月曜)
木里子(小田茜)は佐竹(林泰文)と一緒に、宗達(川津祐介)の元を訪れて いた。そこへ陽春(猪野学)からの電話がかかり、木里子は胸をときめかす。そ の一方で佐竹は、宗達に「好きな女性がいる」と打ち明ける。
そのころ忍(尾崎麿基)や裕太(窪田翔太)、戸ノ山(楠見薫)たちは慣れな い赤ん坊・麻友の世話に明け暮れていた。そんななか、陽春が宗達のところに来 る日が近づいていた。

第12回(12月10日火曜)
佐竹は看護婦のひろみ(田中菜月)から陽春が木里子のドナーだったことを聞 き、衝撃を受ける。
一方、学会のためアメリカに行っていた周作(篠田三郎)は、滞在中、親戚の マリアンから、木里子が化学療法の副作用で子供を産めなくなったことを知って いると聞く。そして普段から世話になっているお礼にと戸ノ山と看護婦長の牧子 (衣通真由美)に同じネックレスをみやげに渡すが…。

第13回(12月11日水曜)
佐竹の子、基生(土肥徹平)が木里子の家に遊びに来た。菊乃(高田敏江) は、母を失い父と暮らす基生の境遇を、木里子と重ね合わせる。
数日後、佐竹、牧子と一緒に「かたつむり」に立ち寄った周作。戸ノ山は、牧 子のネックレスが自分と同じことに気づいて大ショック。そして翌日、戸ノ山は 麻生家に現れなかった。

第14回(12月12日木曜)
戸ノ山は、周作への思いを断ち切るために、麻生家のお手伝いを辞めると、忍 に話す。忍からそれを聞いた菊乃と木里子が、周作に詰め寄ると、ようやく話を 理解した周作が、お詫びに戸ノ山をフランス料理店に誘う。
そんなある朝、陽春は天寧寺の僧堂を出て、龍雲寺へ向かう。

第15回(12月13日金曜)
陽春はしばらくの間、龍雲寺で暮らすことになった。そのことを知った木里子 は忍に、連絡役を頼む。
一方、戸ノ山をレストランにつれて行く約束をした周作。確認するとなんと木 里子と菊乃の分まで予約したという。その無粋さにあきれる木里子。
龍雲寺では宗達が帰ってきた陽春に「(木里子と)心ゆくまで話したほうがい い」とアドバイスをする。木里子は陽春を想い、眠れぬ夜を過ごしていた…。