木里子の担当医・白井昭彦を演じる石倉三郎。ドラマで医者を演じるのは初めて。
「なんで俺が!?って感じ。びっくりしたけど、ちょっとうれしい」と石倉。
専門用語には苦労したが、検査をしたりするシーンでは医療指導者から「それらしく見える」とお墨付きが。いかがでしょう?


特別企画 ドラマを120%楽しむあらすじ
「ピュア・ラブ」をもっと楽しく見ていただくために、ドラマ作りの裏側もチョッピリ教えちゃいます。
第16回(2月18日 月曜)
 木里子(小田茜)に白血病の告知を決意した周作(篠田三郎)は、担当の白井 (石倉三郎)に告知を頼む。白井はとりあえず、治療を始めてから折りを見て告 知することに。
 そんななか木里子は、小児病棟にいる翔(真栄田和之)という小学3年生の男 の子と出会う。陽春(猪野学)が木里子を見舞う。治療が始まったことで木里子 の表情は明るい。が、そんな二人を見た菊乃(高田敏江)は…。

第17回(2月19日 火曜)
 菊乃は木里子と陽春が付き合い始めないか心配する。木里子は、病院内でまた 翔と出会い、小児病棟を訪ねてみる。その帰り、翔の祖母の直江(楠本光子)と 看護婦の立ち話から翔が白血病と知り、愕然とする。
一方、ルナ(樋井明日香)や裕太(窪田翔太)たち、木里子の生徒の間で木里子 の入院の話題が持ち上がり、ルナと裕太は真っ先に見舞いに行くことに。

第18回(2月20日 水曜)
 木里子は、陽春から宗達が退院するという話を聞く。陽春がもう病院に来なく なる、と、寂しい気持ちになる木里子。
 土曜日、裕太とルナが病院にやって来る。二人から学校の様子を聞いていた木 里子は、思い切って裕太にセクハラメールのことを聞く…。

第19話(2月21日 木曜)
 木里子の質問に裕太は追いつめられるが、ルナは裕太がしたことだと言いき る。そこへ教頭の竹田(橋本千枝子)が現れたため、2人は忍(尾崎麿基)頼ま れた物を届けに宗達(川津祐介)の病室へ。そこには陽春もいた。
 帰りがけに木里子と陽春が仲良くしゃべる姿を見たルナは、木里子が陽春をに 思いを寄せているのを見抜き、裕太とともに陽春のいる龍雲寺を訪ねる…。


特別企画 ドラマを120%楽しむ特別企画。【監督自らの解説】
〜監督からドラマが大好きなあなたへ〜 「ピュア・ラブ」をもっと楽しく見ていただくために、ドラマ作りの裏側をチョッピリ公開。
第16話
 戸ノ山さつき役の楠見薫さんは本当に素敵な怪女優さん。なんてったってこちらの思い描いてる通りのお芝居をして戴けるんです。たとえそれが不可能だろうと思われるようなことでもチャレンジチャレンジ。今回のこちらの注文は「鼻息で肯定の意を表してください」。流石は楠見さん、画面から鼻息が飛び出さんばかりの勢いでお芝居して戴けました。思わず鼻息の音を入れようと思ったのですが、スタッフに止められちゃいました。(冗談です)

第17話
 わっきーの書き込みでお馴染みの病院のエレベーター。実は1階と5階のエレベーターホールは同じセットなんですよ。ホントはご覧の皆様には気付かれたらアカンのですけど、特別にばらしちゃいます。勿論、ソファーだとかナースステーションなんかが違ってるんで、ちゃんと1階と5階に見えますよね。それからこのセットはUSJの覗き窓から一番よく見えるところに建っていたので、よく翔太クンや明日香ちゃんがお客さんと手を振り合って喜んでましたよ。

第18話
 お寺の朝のお勤めは早い!今回は台本の設定通りに早朝ロケを京都・妙心寺で行ないました。キャストやスタッフは、まだ陽の上がらないうちから準備を始めます。そして周りがちょうどいい明るさ加減になった時に撮影するんです。でも例えばそれが長いシーンだったら、ドンドン太陽が昇ってきて、段々明るくなっていくので、とっても撮影が大変なんですよ。今回はお経を唱えるだけの短いシーンだったので、そんなに苦労はしなかったんですけどね。一番苦労したのは誰かと言うと難しいお経を唱える川津さんと猪野クンじゃないかな。

第19話
 白血病の翔と知り合ったことで、木里子は殆ど自分の病気を確信していきます。翔の症状をおばあちゃんが喋ってるのをたまたま木里子が聞いてしまった第17話のシーンは木里子にとって相当ショックだったろうと思います。何せ翔の症状がすっぽり自分に当てはまるんですから。そのシーンはこだわりのシーンです。不安と闘う木里子の心の拠り所は陽春からもらった「いるか」。今回は小田さんのお芝居に注目です。
 それと、戸ノ山・忍コンビの連発ギャグシーンは僕のお気に入りです。