第76回 2002年6月14日 ”長岡輝子”
profile
女優・演出家 。
昭和3年築地小劇場研究生のとき、父親のすすめでパリに留学、シャルル・デュランに学ぶ。6年帰国して、当時の"築地イズム"一色の新劇界に反旗を翻し、夫で演出家の金杉惇郎らと劇団テアトル・コメディを結成、フランス喜劇の紹介・上演などを行なう。11年解散、12年夫が死去。14年文学座に転じて女優を続ける一方、演出にも手を染め、福田恒存、三島由紀夫らの作品を積極的に取り上げた。46年文学座を退団、座友となる。以後、宮沢賢治の詩の朗読会や演劇研究生の指導などに努める。58年NHKドラマ「おしん」での重厚な演技が話題となり、放送文化賞を受賞。主な演出作に「キティ台風」「シラノ・ド・ベルジュラック」「竜を撫でた男」「大麦入りのチキンスープ」「花咲くチェリー」など。著書に詩集「詩暦」、翻案劇「わが町溝の口」、自伝「父(ぱっぱ)からの贈りもの」「ふたりの夫からの贈り物」「老いてなお、こころ愉しく美しく」、CDブック「長岡輝子、宮沢賢治を読む(全8巻)」などがある。

CLOSE