新撰組の名を世に轟かせた「池田屋事件」。鉄之助が池田屋へ着いた時、沖田総司(柳下大)が吉田稔麿(荒木宏文)と対峙していた。 沖田を助けようとする鉄之助(須賀健太)だったが、吉田を前に身体が硬直してしまう。間一髪、鉄之助を助けたのは山崎烝(榊原徹士)だった。 「いつまで死んどんねん!」という烝の一喝で、鉄之助は稔麿に突進する。 敵討ちのために「強くなる」「鬼になる」と誓い、新撰組の入隊した鉄之助だったが、人を殺めることに対してはためらいがあった。 が、沖田や烝の姿に、ついに刀を取り…。