MBS 毎日放送

NEXT JAPAN 老舗三都物語 街と生きる300年の挑戦

あらすじ

  • 大丸心斎橋店

    大丸心斎橋店本館。
    名建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手がけ、昭和8年に建築された。

    以来、大阪・ミナミのシンボル的存在として愛され続けてきたが、築80年を越え、老朽化が進んだため、安全性向上のために建て直しが行われている。
    ただ、昔の姿を残そうと、外壁の一部は残されることになった。

    今回の改装計画を中心的に担うのは、大丸の建築担当・垣内健二郎だ。
    外壁の保存と、耐震性を両立させる、かつて経験の無い難工事に挑んでいる。
    「やってやるぞ」という心意気と、この建物を愛してくれる人々へ恩返ししたいという使命感が垣内を突き動かしている。

    江戸時代から大阪の人々から愛されてきた大丸。
    新たな心斎橋店本館は2019年秋にリニューアルオープンの予定だ。

  • 大丸神戸店

    日本で最も美しい百貨店との呼び声も高い、神戸・旧居留地に建つ大丸神戸店。

    長きにわたり、神戸ファッションの牽引役を果たしてきた神戸店は今春、大々的なファッションイベントを開催した。
    その運営を任されたのが販売促進担当の土居幸子だ。

    大丸創業300周年、阪神淡路大震災後の営業再開から20年の年に百貨店脇の公道で、警察から許可を取り、レッドカーペットを敷いてファッションショーを行うという前代未聞のチャレンジに取り組んだ。

    1年をかけ計画が進められたイベント当日。レッドカーペットの設置も何とか間に合い、集まった人々から笑顔が溢れた。
    土居は今、新たな目標に向けて走り始めている。

  • 大丸京都店

    祇園祭の勇壮な山鉾が通る、四条通に面する大丸京都店。
    伝統ある街と共に歴史を刻んできた。

    今年、創業300周年を迎えるに当たり、ここでもある計画が進められた。
    100年ほど前に行われた西洋料理やビールを提供する「大丸ガーデン」という催しにならい、本格的な屋上ビアガーデンを開催するという試みだ。
    京都店の惣菜担当・原田泰輔が運営を任された。

    オリジナル料理のビュッフェやバーベキュープレートを目玉に臨んだ初日。
    ビアガーデンを待ち望んでいた大丸ファンが詰め掛け、会場は笑顔が溢れた。

    料理の量などについて、客から厳しい指摘を受けつつも、その都度改善を行い、途切れることなく料理を提供できた。
    疲れを見せつつも、原田の顔には満足げな笑みも浮かんでいた。