あらすじ


第36回(9月20日 月曜)
 車に飛び込んだ奈緒子(岡元夕紀子)は軽傷ですんだものの、言動が幼児に退行していて、隆(甲本雅裕)と佳和(涼平)はショックを隠し切れない。
 ちひろ(榎本加奈子)はワイドショーで、中野が「けむりや」に放火させたことを暴露していた。もはや、復讐を止めさせたいしげ爺や晶の言葉はちひろにはまったく届かなかった。そんな時、刑事がちひろを訪ねてくる。久美子を取り調べた鳥羽刑事(丸岡奨詞)が
テレビを見て、不可解だったあの事件をもう一度調べてみようと考えたのだ。

第37回(9月21日 火曜)
 「けむりや」にはワイドショーのリポーターが押し寄せ、中野の会社には抗議電話が殺到し、ちひろの告白の効果はてきめんだった。ちひろはさらに追い討ちをかける。久美子が残した手紙を公開し、中野が劇団の月謝を払う代わりに久美子を殺人犯に仕立て上げた事をにおわせたのだ。中野は道行く人に罵声を浴びせられ、リポーターにも囲まれ、そしてついに鳥羽刑事の来訪を受ける。ちひろの復讐は、柴田(山本龍二)の脅迫とともに中野をさらに追い詰めていった。しかし佳和はそんなちひろに「人として軽蔑する」と伝える。
 そんなとき健一(松田悟志)がちひろのもとを訪れ、衝撃の告白をする。

第38回(9月22日 水曜)
 健一は中野の社長解任動議を仕掛けている事をちひろに告げ、これ以上攻撃するのを止めて欲しいと頼むが、ちひろは聞き入れなかった。健一は「僕は君のお父さんとは違うやり方で会社を守る」と言い残す。真紀(本多彩子)は「結局復讐したいのは自分の為なのよ」とちひろを諌める。そして晶は大原静子の悲劇をちひろに語り「なんの罪もない人々が復讐によって、心の中に憎しみを植え付けられる」と訴える。その言葉に震えるちひろだが、やはり中野への憎しみは消えなかった。
 いっぽう健一は佳和を呼び出し、ちひろを助けるように頼む。しかし、ちひろに対する健一の思いをさとった佳和に指摘され、健一が掴みかかったのをきっかけに乱闘になる。

第39回(9月23日 木曜)
 喧嘩をきっかけに理解を深め、佳和と健一は、ちひろを救う為に手を結ぶことにする。ちひろが晶から提示された仕事は、健一から依頼された、施設をまわって子供たちに芝居を見せるというもので、演出は佳和だった。ちひろははじめは断るが、晶から健一がちひろを憎しみから救おうとしていることを聞き、また健一からも、中野が社長の座を下りた事を告げられ、少しずつ心が動いていた。しかし奈緒子は、佳和がちひろを助けようとしている事を知り、再び怒りがこみ上げていた。
 中野は社長の座を追われ荒れ果てていた。だが、ちひろはそんな中野の姿を見ても空しさだけが残ったことに、戸惑いを覚えていた。

第40回(9月24日 金曜)
 壊れてしまった中野を見届け空しさだけを覚えたちひろは1つの決心をしていた。「けむりや」にあらわれたちひろを見て、佳和を連れ出しにきたのだと勘違いをした奈緒子は逆上し、子供に退行していた事が嘘だった事がばれてしまう。しかし、ちひろに諭され、またちひろも復讐を止め、健一の仕事を引き受けると告げたことで、「けむりや」に再び平和が戻ってきた。
 しかしその間、中野は美由紀(岩崎良美)、名越(小林すすむ)、栄子(角替和枝)のもとを訪ねまわっていた。
 ちひろが主演したドラマの大ヒット祝いの席には、健一、佳和、奈緒子なども集まり和気あいあいと過ごしていた。そのとき、テレビに中野が映し出され、弁明を始めた。そして証言者を呼び込んだのだが、その人物は・・・。