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無戸籍の子「住民票に記載されないのは違法」の訴えを棄却

更新:10/12 19:49

 無戸籍の女性を母親に持つ子どもが無戸籍を理由に住民票に記載されないのは違法だとして、神戸市に対し損害賠償を求めていた裁判で、神戸地裁は原告の訴えを退けました。

 訴状によりますと、神戸市の30代の女性は母親が夫と別居中に別の男性との間に生まれました。当時母親は離婚しておらず、民法上「生まれた子どもは夫の子」などと推定されるため、当時出生届は出されず女性は無戸籍となりました。女性はその後、子ども2人を出産しましたが、出生届を神戸市に提出しても住民票に記載されず、就学通知や健康診断の案内も届きませんでした。

 裁判で原告側は「市には住民票に記載する義務がある」として、275万円の慰謝料などを求めていましたが、12日の判決で神戸地裁は「市は国の通達に従っただけ」として原告側の訴えを退けました。

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