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「公民」免許で「世界史」授業 生徒は授業を受け直すことに

更新:09/14 19:39

 大阪市立の高校で、公民の免許しか持たない非常勤講師が約半年にわたり世界史を教えていたことが発覚しました。授業を受けていた約240人の生徒は授業を受け直すことになります。

 市の教育委員会によりますと、大阪市阿倍野区の大阪市立工芸高校では今年度から採用された男性非常勤講師(20代)が今年4月から半年間、1年生6クラス分の「世界史A」の授業を担当しました。この講師は「公民」の教員免許を持っていましたが、「世界史」を教えるのに必要な「地歴」の免許は持っていませんでした。

 学校は免許の確認をしないまま「世界史」の授業を担当させていて、更新時期にあたる今年8月に全講師の教員免許を確認した際、持っていないことが発覚しました。

 「雰囲気が良くてどの授業よりも楽しくやっていました。みんなから好かれている先生だったのでショックです」(授業を受けた生徒)
 「『公民』だけしか持っていないのは最初から言っていて、歴史、世界史はわからないといつも言っていました」

 講師は発覚後退職していて、学校の調査に対し「公民の免許でも世界史Aを教えられると思っていた」と話しているということです。生徒約240人はこれまで受けていた約22時間分の授業を受け直すことになります。

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