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運賃箱タッチパネル操作で硬貨着服、バス運転手2人懲戒解雇

更新:09/14 20:26

 バスの運賃箱を不正に操作し、240万円を着服したとして近鉄バスは運転手2人を懲戒解雇しました。同じ手口による着服は先月、南海バスでも発覚しています。

 近鉄バスによりますと、先月31日、南海バスの運転手が運賃箱を不正に操作し着服したという報道を受け内部調査を行いました。その結果、ドライブレコーダーに男性運転手2人が不審な動きをする様子がうつっていたということです。

 「ドライブレコーダーには、運転手が運賃箱を不正に操作して、お金が下に落ちないようにしていたのがうつっていたということです」(吉田圭吾記者リポート)

 通常、客が運賃箱に硬貨を入れると硬貨はベルトに乗って保管箱に落ちていきます。運転手は、運転席横のタッチパネルを操作し、硬貨が保管箱に落ちないようにしてたまった硬貨をその都度、着服していたということです。

 2人が着服した運賃は2014年9月からの3年間で合わせて240万円。「新しい運賃箱が導入されタッチパネルの機能を試す中で、思いついた」と話しているということです。近鉄バスの運賃箱は南海バスと同じ製品で、手口も同じでしたが、2人と南海バスの運転手との間に接点はなかったということです。

 「いつも『ありがとうございました』って降りるんですけど、なんかショックです」(女性)
 「信じられへん、みんな信じて乗ってるのに」(女性)

 近鉄バスは全額が弁済されたとして刑事告訴はしない方針で、運賃箱の改修を行い再発防止に努めるとしています。

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