≪関西のニュース

メリケンパーク「10億円改修」の成否は

更新:04/21 19:57

 神戸港の一角にあるメリケンパークが、10億円をかけてリニューアルされました。とはいえ大きなスターバックスの新しい店舗以外にはあまり目立った施設はない様子。10億円は何に使われ、狙いはどこにあるのでしょうか。

 「ミナト神戸を象徴する場所のひとつメリケンパークが、神戸港開港150年を記念し、およそ10億円をかけて全面リニューアルされました」(神崎智大記者リポート)

 神戸港の一角、ポートタワーのお膝元にあるメリケンパーク。もともとは外国船で賑わう波止場だったこの場所を神戸市が10億円をかけて全面リニューアルしました。

 阪神淡路大震災では桟橋が崩れ落ちるなど大きな被害を受けたメリケンパーク。その後、痕跡を保存するメモリアルパークが設置されましたが、かつての賑わいは戻りませんでした。「もっと人が集まる場所に」と神戸市が力を入れたリニューアル。歩いてみると、以前はコンクリートが目立った広場に芝生が敷き詰められていました。

 「こちらの芝生は養生中でまだ入れないんですが、もう入れる一角ではたくさんの人がくつろいでいます」(神崎智大記者リポート)

 一足先に開放された人工芝に集まっていたのは、遠足で来たという大阪の高校生たち。若者たちの間ではこの店のオープンが話題となっていたそうです。

 「こちらが目玉施設のスターバックスですが、長い行列ができています。初めてスタバができた時の鳥取県のようです」(神崎智大記者リポート)

 西日本で初めて公園の中に建てられたスターバックス。港の風を感じながら、まるで船に乗っている気分でコーヒーが楽しめるといいます。

 「2階のテラスからはポートタワーが一望できます。夜景が特にキレイなんだそうです」(神崎智大記者リポート)

 「学校終わりにご飯食べて、きょうオープンなので来ました」(大学生)
 「SNSとかで、建設中から『ここにスタバができるんだ!』ってウワサになってた」
 「テラスとかもいいですね」
 Q.眺めはどうですか?
 「すごくキレイです」

 「2階から見て初めて気付きましたが、タイルが塗り替えられて、イカリのマークが描かれています。こうした地面の整備などにお金が使われているようです」(神崎智大記者リポート)

 神戸市が使った10億円の内訳は7億円が地面や芝生の整備、2億円が照明の整備など。メリケンパークの雰囲気を明るくするために使われたようです。震災20年を経て攻めに転じたい神戸市のリニューアル。ただ地元の男性からは、こんな厳しい意見も…

 「最初はこうやって人が来るけどな、すぐいなくなるんや。(これまでも)ようけお金かけとるねんで、神戸市は。キレイになったと言うけどな、お金が全部埋まっとるんや、この辺は」(地元の男性)

 とはいえ、震災のイメージを引きずっていた雰囲気が変わり、若者が注目する場所になったことは間違いなさそうです。

 「海沿いにあるモニュメント、“BE KOBE”。神戸であれ、という意味でしょうか。ここを新しい神戸の象徴にしたいということかもしれません」(神崎智大記者リポート)

最近の関西ニュース