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佐々木和真役 兼子舜


高畑充希演じるなつきの“初恋の彼”・和真を演じる兼子舜さん。
和真役が決まったときには「何で俺?」と驚きながらも「やるからには、とことんやってやる!」と意気込んだとか。そんな、やる気に満ちた兼子さんに撮影の裏話を伺いました。

共演者の方々が、とても“仲良し”らしいですね。
はい。僕は、高校生になってからの和真役だったので、みなさんより少し遅れた5月にクランクインしたんです。でも、もう、なぁ〜んせ子役の人たちがかわいい〜んですよ! 特にライブラリーカフェのマスターの息子・翔太君は、たった2日間しか一緒じゃなかったんですけど思い出深いです。僕になついてくれたし、すごーーーくかわいいくて♪ 一番最後で、翔太と別れるシーンがあったんですけど、そのシーンを撮るのも2日間の内の最後の最後で…。これは、もうドラマとか関係なく本当にお別れなんだと思ったらすごく切なくなりましたね。ドラマのために、感情を作る必要がなかった位です。

それは、ドラマの設定と同じですね! では、現場のムードメーカーは誰ですか?
スタッフさん?今までにない現場で。スタッフさんが凄い明るいんですよ。だから、僕も明るくなり色々と助けられてますね。あとは、尾美さん! 電話で話すシーンがあったんですけど、変顔?なんかリスの顔してるんですよ。何言われても「俺の台本にはリスの顔で電話するって書いてあるんです」とか言って(笑) その顔がめちゃくちゃおもしろくてつらいくらいでした。ボキャブラリーが豊富なんですよね。たまに、ボソっとおもしろいこと言ってるし。きっと…。ちはるさんは、何で?って思う位毎日テンションが高くて(笑) 凄いなぁ〜って思います。疲れとか見せずに。刺激受けますし、勉強になります。みつきちゃんも面白いですよ〜! 彼女は笑いのレベルが高いんです。だから、笑わせたいんですけどハードル高そうで挑む前に、スケジュール詰まってて大変そうだし、寝かせてあげようとか思っちゃいますね(笑)

そうですね。昼ドラマは、スケジュールがタイトですものね。兼子さんは、そのタイトさに何か対策立てたりしてたのですか?
特に気をつけていることはないのですが、バスケットに熱心な役だったので減量にしようと思ってました。でも、やり始めたら僕、結構極端に断食しちゃってて…。そんなことしていたら、エネルギーがないから現場でセリフが覚えられなくて(涙)みんなに迷惑かけてしまいました。本当に反省しています。それを機にご飯を食べるようにしました。でも、タイトなスケジュールは僕好きです。仕事自体が好きなので、好きなことやってるから時間が経つのも忘れてしまう位ですね。

そんな大好きな時間の中、演技で気をつけていることとかありますか?
自分の気持ちを大事にしてます。もちろん演技は一人でやっているもんじゃないんですけど。相手との受け答えだったりとか…。僕は、今まで映画とかの(出演の)方が多くて。映画は、自分の感情から作っていくのが多かったんです。前回の昼ドラマから初めてドラマをやったんですけど、ドラマって動きが先に決まっていて感情を後のせって感じなので、難しいと思っていたのですが、それが今段々ちょっとずつ慣れてきて動きが決まっている中でも、感情をカーっと入れ込めるようになってこれたの…かな? と思ってます。(笑)
でも、セリフ覚えるのが苦手なんですよ(泣)この間、初めて。そう!初めてですよ!!テイク20位までいっちゃいました…。映画では、結構好きな風にセリフを変えられたんですよ。流れを覚えてそのままアドリブでやっちゃうっていうパターンが多かったんで…。でも、ドラマは一字一句間違わないでやるって事が、凄く難しかったですね。凄く反省しました。けど、本当はドラマも、一字一句間違わないで出来た上で初めてちょっと変えたり出来るんですよね。今回は、その基礎が出来ていなかったことに気づけました。

では、最後に兼子さんから見たドラマ「ナツコイ」見どころと、視聴者の方々へ一言!
見どころは“人を思いやる気持ち”です。このドラマは本当に自分のことよりも人のことを一人一人が考えてるなぁと思います。何でそこまで自分のことを犠牲にできるのかなって何度も思いました。やっぱそれは、相手が好きだからこそ相手の幸せを祈るんですよね。自分はどうなっても…。そこが、すごく印象的で見どころだと思います。僕にとって凄く大事なシーンはこれから撮るんですけど、後半の38話。ちょっと衝撃的でしたね。
テレビの前の皆さん!昼寝するなよっ(笑)

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