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【SHISEIDO presents】 メッセージ
あらすじ
 泳ぎ疲れ、砂浜に倒れこむビキニ姿の女性。彼女の顔にカメラがズームアップすると、その息づかいが夏そして海のイメージをいっそうエネルギッシュに伝える・・・。1972年、一本の印象的なCMが撮影されていた。商品はサンオイル、ディレクターの杉山登志(藤木直人)と弟でカメラマンの伝命(平岡祐太)がフィルムに焼き付けようとしていたのは「本当の夏」。そしてその夏、テレビを見ている人たちに強烈な印象を残した一本のCMが出来上がった。
 時代は変わって2006年、CM制作会社でADをしている松本佐和(内山理名)は、お茶の新作CMコンペの最終審査に自分の企画が残ったことを伝えられる。プレゼン用の試作CMを作らなければならなくなったのだが、そこで彼女はある人物に思い切って電話をかける。相手の名は杉山伝命(藤竜也)。実は、佐和は伝説のCMディレクター・杉山登志にあこがれていたのだ。そして彼女もまた「本当のおいしさ」を表現するために伝命の力を必要としていた。
   佐和の突然の願いに始めは戸惑う伝命だったが、彼女の「本物」を追及したいというまっすぐな思いに打たれ引き受けることにする。久しぶりにカメラを手にした伝命だったが、これをきっかけに、兄との様々な思い出が蘇ってくる。子供の頃の2人、登志の後を追ってCMの世界に入った時、登志の作ったCMがカンヌ国際広告賞銀賞を受賞した時のこと、登志が愛する人と出会った瞬間、そして、37歳で自ら命を絶ったあの日…。
一方佐和は、効率のためにテスト版CM制作を早めに切り上げるよう会社から命令されていた。本物を撮るための手間隙は、今の時代には合わないのかと迷い始めた佐和はどんどん撮影スケジュールをこなし始める。そんな佐和に伝命は言う。「そうやって平気で自分に嘘をつくのか…」と。

「本物」と「CM」というキーワードとともにつながれていく1973年の登志と2006年の佐和。はたして登志がのこしたメッセージは、佐和に伝わるのだろうか…?

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