メモ・ラブ純愛トーク






『メモリー・オブ・ラブ』のテーマはズバリ純愛。というわけで、出演者の方々に同じ質問を投げかけてみました。
「あなたにとって純愛とは?」
出演者のみなさま、むずかしい問いにお答えありがとうございました。

「そばにいるだけで幸せな感じ。何を求めるのでもなく、ただ一緒にいるだけでいい、そんな気持ちです」(by国分佐智子さん)

「障害なくしてはありえないもの。純愛の究極は忍ぶ恋です」(by村上幸平さん)

「何も迷わず、その人を愛せるのが純愛では?純愛する人とは絶対結婚したくないし、出来ない。素晴らしいものだとは思うけど。でも生活の延長線上で生まれてくるものも純愛かもしれません。煩悩が取れた先にあるのも純愛かな」(by原田篤さん)

「相手が揺れている状態でも、気持ちを持ち続けていることかな?頑張って思い続ける。(思いを断ち切るって)決めちゃえば簡単なんでしょうけど、ずっと(相手を)思い続けられること。むずかしいと思いますけど」(by梅宮万紗子)

「自分の価値観がくつがえされるほど、人を好きになってしまうような恋の魔力を感じるもの。すべてを投げ出してもいいくらい、正直に素直になって、好きという気持ちだけで突き進めるのが純愛だと思います」(by菅原禄弥さん)

「親が子どもに対する愛情、それが純愛じゃないかしら?見返りがないでしょう。男女っていうことで言うと、恋はいくらでも楽しめて刺激的なもので、愛は何も気に留めずに好きになる盲目的なもの。純愛は…死ぬまで心で思っていて、死ぬ間際に思い出す人かしら。そんな風に密かに思い続けるのが純愛ような気がしますね」(byかとうかずこさん)

「ははははっ…純愛…(長い沈黙)この年齢になって何なんだって思うけど、むずかしいね。僕も若い頃は純愛の経験があって、失敗した経験もあって。そういう思い出の断片。雪のかけらのようなもの。時が止まった時の瞬間。それが僕にっての純愛かな?その人との生活や結婚となると、純≠ニは違うことが沢山入ってくるから…」(by清水紘治さん)

「ふふふふ…純愛。失ってはいけない精神性というか。でもお互いに相手を思いやるゆえに悲劇が生まれるというようなイメージもありますけれども…。日本人の持っている奥ゆかしさみたいなもの、大切だと思うんです。古くさいというのではなく、うるおいのある、優しい思いやりのある気持ち。今、純愛ブームといわれるのもそんな気持ちに飢えているのかもしれませんね」(by平淑江さん)

「げっ・・・これはむずかしい・・・無償の愛なのかな?けれど・・・人間同士ではむずかしいかも。僕は犬とか猫が大好きで、彼らの愛は永遠だと思う。動物って無償の愛でしょ。人間は何か見返りを求める愛なんだけど、動物が飼い主に抱く愛、信頼というのは死ぬまで続くと思う。何の疑いもなく、飼い主を求めるし、人間も動物には見返りを求めちゃいないでしょ。ひたすら好きなだけ。それって純愛と違うかな」(by高岡建治さん)