お気楽・お手軽・京料理


京野菜、湯葉、生麸は外で食べるもの、と決め付けてない? いわゆる京素材って、意外とカンタンに料理できるんです。
京都のスーパーやデパ地下で普通に買える素材を使って、簡単レシピで作る京料理風・家庭料理に挑戦してみよう。

  vol.2 万願寺唐辛子のじゃこ炒め


 日に日に暑くなってきたような気がする今日この頃。仕事が終われば欠かせないのは?はい正解、よく冷えたビールですね。じゃあビールに欠かせないのは?そう、おいしいアテ!関西では酒の肴のことを「アテ」と言います。手軽なカワキモノもいいけど、せっかくなんで(何がせっかくなのかは分からんが)ほんの少ーしだけ、手をかけてみませんか。
 今回の素材は「万願寺唐辛子(まんがんじとうがらし)」。一見シシトウみたいだけど、もっとずっと大きくて太く、甘いのが特徴。ピーマンから苦味を減らしたような…まぁとにかく食べてみてほしいな。良く似た夏野菜に「伏見唐辛子」というのもありますが、こちらはもう少しスリム。
 そうそう、料理屋さんでたまに出てくる赤いのは、単にこれらが熟したものだそう。ピーマンにも青と赤があるでしょ?赤い方が少し甘い気がするけど、味はそんなに変わらないかな。
 京都の人は京野菜を食べないってよく聞きますよね。でもそれは高級ブランド野菜の話。スーパーで普通に買えるものも多く、それらは普通に食卓にのぼるみたい。その土地だけの旬が手軽に楽しめるなんて、やっぱり京都っていいなぁ。


材料: 万願寺唐辛子…4、5本、じゃこ…一掴み
ゴマ油…大さじ2、醤油ひと回し
みりん…大さじ1 (なければ砂糖+酒でOK)


| 1

万願寺をよく洗ってヘタを落とす。タテ半分に切り、ワタを出す。ワタは手で簡単に取れるよ。
| 2

そのまま斜めに細くカット。フライパンにゴマ油を熱しておきます。
| 3

ジャコ投入。中火で炒める。かりっとしてきたらみりん、醤油の順に加えて炒める。
| 4

万願寺投入。醤油が焦げないよう手早く炒める。汁気は少ないので勝手に飛びます。
| 5

器に盛ってビールを開けたら完成!
(誰が何と言おうとここまでがレシピ!)

ポイント: ああああ夏の味!至福。醤油で焼いてカツオブシ、も捨てがたいけど、ゴマ油の香りとおじゃこのコクがたまりません。山椒や七味唐辛子をちょっと振っても乙なものです。
おや?ますますビールが進む味に…。


今回の材料費:
万願寺唐辛子…1袋10本前後で300円、ジャコは1袋200円でした。


料理・文:藤田アキ




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