京女、まことちゃんが行く!


京都で現役祇園芸妓ヴォーカリストとして活躍する"MAKOTO"がお届けする京都コラム。


 第19回『大きい舞妓はん・小さい舞妓はん』



これが「秘密結び」

「割れしのぶ」
ただいま「都をどり」が真っ最中どす。
お察しの通り、ものすごいハードな日々どす。
出番の後、慌てて用意をしてお座敷に行くのですから
みんなエライ!!!っと自分で自分を誉めてしまう勢いどすね(笑)


そんな中、祇園町は舞妓さんが今年は10人程増えるそうどす。
既にたくさんお店出ししてはんので状況が把握できていない状態(苦笑)
私らも よく「真箏ちゃん」と呼ばれずに「舞妓さん」っと呼ばれた時期がございました。
今や「舞妓さん」っと呼んでしまう立場に・・・・。


「舞妓さん!」といっても一言で片付けられない程にいろんな決まりがあります。
舞妓さんでも小さい舞妓さんの髪型は“割れしのぶ”といいまして
てっぺんの髷の部分の前後に赤い鹿の子が入っております。
色合い的に赤が多いのは若い証拠。
だんだん大きい舞妓さんになってきますと“おふく”という髪型になります。
おふくは髷の後ろの部分に“秘密結び”と呼ばれるが布を結んだ形をしたのんが入ります。
その秘密結びの布の色は
おふくになりたての人は赤ですが 先輩になるにつれ
ピンクや水色と地味になってゆきます。
髪飾りでも大きい舞妓はん、小さい舞妓はんがわかるようになっています。


おふくになった人は祇園祭の間は お祭りの髪型の“勝山”お正月には“奴”と
いろいろ季節によって髷が変わります。
舞妓さんの頃は「この髪型の時、何挿すんやったかな?」とその髪型に伴う
髪飾りを度々考えたもんです。

また一年振りに「都をどり」の総をどりやお囃子の出番の為に
髪を結わせてもらいます。プチ舞妓さん気分?!
ちなみに、このページのプロフィールの写真の髪型は
「京風お姫さんマコトオリジナル」です(笑)

記:MAKOTO




MAKOTO
photo by Yuto HIRAKAKIUCHI
■プロフィール"MAKOTO"
生粋の京都生まれの祇園芸妓。幼少の頃より洋楽に親しみ、16歳で祇園の舞妓「真箏(まこと)」(祇園甲部歌舞会所属)となり、21歳で芸妓に成る。平成13年に「井上流の名取り」となる。
2001年に「MAKOTO」は北島健二をプロデューサーに迎え、自身のオリジナルアルバム「MAKOTO」でトライエムよりメジャーデヴュー、翌年2002年1月には藤井フミヤ、尚之兄弟の作品で初マキシシングル 「MINE」を発表、5月には織田哲郎作曲でセカンドマキシシングル「SPRING MUSE」6月にセカンドアルバム 「To be or not」を発表。
2002年7月〜9月、京都のエフエム局アルファステーションのイメージアーティスト としてラジオのパーソナリティを担当。
現在「真箏」として伝統芸能の習得に日々精進をしつつ、なおかつアーティスト「MAKOTO」では京都を中心としたライブ活動や当エンターティンメントサイトの立ち上げ、運営なども手がけ、さらに文化人として各種出版物にコラムを執筆したり、講演活動などにも精力的に参加している。

MAKOTO
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真箏
http://www.chimalabel.com/


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