京女、まことちゃんが行く!


京都で現役祇園芸妓ヴォーカリストとして活躍する"MAKOTO"がお届けする京都コラム。


 第17回『新年の正装』





明けましておめでとうさんどす!
どうぞ相変わりませずおたのもうします。

新年の祇園の風情は清々しいもので
街の風情はどことなく凛とした空気が流れる様に感じますねぇ〜。

そして、1月7日には「始業式」が歌舞練所で行われます。

前年のお花の売り上げ一等賞からはじまり30人、
お稽古にたくさん通われた芸舞妓さん、
忙しかったお茶屋さん、成人式の方々に表彰状が渡されまして
舞のお家元さまが 毎年「倭文」という舞を舞われます。
今年は有り難いことに その曲の太鼓を打たせて頂きました。
緊張も含めて 良い年の出だしを迎えさせて頂いております。

舞妓さんや若手の芸妓さんは「黒紋付」を着て始業式に出ます。
その頃、寒かったのを覚えています。
舞妓さんや白塗りの芸妓さんの衣装は襟足から背中があいているので
とても冷えます(笑)

頭には松竹梅の簪に15日までは稲穂とその年の干支を挿します。
稲穂を3粒もらうと金運が良くなるとか いろんな事が語られていますね。
そして稲穂には真っ白のハトがついてまして
その白いハトに 好きな人に目を入れてもらうなどという
可愛らしい習慣もあります。
舞妓さんの時には「どなた目かいてもらおう?」などと
いろいろと憧れの方などを頭に描いていたような気がします。
気がつけば 柄入りのハトになっていたりしてお笑い系の私は
真っ白か真っ黒かになっている事がしばしば・・(笑)

黒紋付は今となっては7日と15日、昔は三が日も?!
干支の簪や稲穂も15日の松の内までで
黒紋付を着る日以外は松の内は色紋付を着るなどと
いろいろと決まりがあります。


最近、鬘をかぶらなくなった私達は背中に一つ紋の入った
訪問着に重ね襟をします。

いろいろとしきたりがあります。
素敵な文化を感じられる場所どすねぇ!

さて、今年の初Live「歌い初め」は“東男と京女”です。
1/25 京都 RAG  1/26 名古屋 南蛮屋
詳細はコチラ→http://www.chimalabel.com
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2008年が皆様にとって素敵な一年となりますように♪




記:MAKOTO




MAKOTO
photo by Yuto HIRAKAKIUCHI
■プロフィール"MAKOTO"
生粋の京都生まれの祇園芸妓。幼少の頃より洋楽に親しみ、16歳で祇園の舞妓「真箏(まこと)」(祇園甲部歌舞会所属)となり、21歳で芸妓に成る。平成13年に「井上流の名取り」となる。
2001年に「MAKOTO」は北島健二をプロデューサーに迎え、自身のオリジナルアルバム「MAKOTO」でトライエムよりメジャーデヴュー、翌年2002年1月には藤井フミヤ、尚之兄弟の作品で初マキシシングル 「MINE」を発表、5月には織田哲郎作曲でセカンドマキシシングル「SPRING MUSE」6月にセカンドアルバム 「To be or not」を発表。
2002年7月〜9月、京都のエフエム局アルファステーションのイメージアーティスト としてラジオのパーソナリティを担当。
現在「真箏」として伝統芸能の習得に日々精進をしつつ、なおかつアーティスト「MAKOTO」では京都を中心としたライブ活動や当エンターティンメントサイトの立ち上げ、運営なども手がけ、さらに文化人として各種出版物にコラムを執筆したり、講演活動などにも精力的に参加している。

MAKOTO
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