京女、まことちゃんが行く!


京都で現役祇園芸妓ヴォーカリストとして活躍する"MAKOTO"がお届けする京都コラム。


 第16回『おことうさん』




大晦日に『おことうさんどす』っと言うて
ご贔屓のお茶屋さんなどにご挨拶に回る風習があります。

この意味は「事が多いですねー」っというような事を現します。

最近は舞妓さんでも京都出身の人は少ないので
あまり見かけませんが 回らせていただくと
紅白のくす玉の様な“鞠”をいただきます。
昔は両手一杯になったらしいですが
今はそういう場面には なかなか巡りあえそうに無いですね。。。

私が舞妓さんの頃は多少ありまして
お店出しをした年(一年目)は『おことうさん』を回ってから
実家へおかえりやす。っという事になってましたので
すぐ上の真季さん姉さんとケラケラと笑いながら回らせて頂いたものでした。

頂戴する鞠も素材が軽いものなので二つ三つ持つと
鞠と鞠が当たって くずれそうになり
10代の私達は可笑しくて仕方無い(笑)

その鞠は年を越してお雑煮をよばれたらお開けやす
と置屋さんのお母さんに習ったので
実際に鞠を開けたのは実家から帰ってきてからですね。

楽しみにして開けて出て来るものは
小さいもので七福神や干支の置物、小銭入れなどと
福に繋がるアイテム達。
舞妓さんの頃は「うーーん?」っなどと思いましたが
今は結構飾ったりしてますね(笑)


2008年も皆様にとって良い年となりますように!
相変わりませず よろしゅうおたの申します。




記:MAKOTO




MAKOTO
photo by Yuto HIRAKAKIUCHI
■プロフィール"MAKOTO"
生粋の京都生まれの祇園芸妓。幼少の頃より洋楽に親しみ、16歳で祇園の舞妓「真箏(まこと)」(祇園甲部歌舞会所属)となり、21歳で芸妓に成る。平成13年に「井上流の名取り」となる。
2001年に「MAKOTO」は北島健二をプロデューサーに迎え、自身のオリジナルアルバム「MAKOTO」でトライエムよりメジャーデヴュー、翌年2002年1月には藤井フミヤ、尚之兄弟の作品で初マキシシングル 「MINE」を発表、5月には織田哲郎作曲でセカンドマキシシングル「SPRING MUSE」6月にセカンドアルバム 「To be or not」を発表。
2002年7月〜9月、京都のエフエム局アルファステーションのイメージアーティスト としてラジオのパーソナリティを担当。
現在「真箏」として伝統芸能の習得に日々精進をしつつ、なおかつアーティスト「MAKOTO」では京都を中心としたライブ活動や当エンターティンメントサイトの立ち上げ、運営なども手がけ、さらに文化人として各種出版物にコラムを執筆したり、講演活動などにも精力的に参加している。

MAKOTO
http://www.fan-g.co.jp/makoto/
真箏
http://www.chimalabel.com/


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