京女、まことちゃんが行く!


京都で現役祇園芸妓ヴォーカリストとして活躍する"MAKOTO"がお届けする京都コラム。


 第9回『淡い期待』



如月、、今年は温かいですね!
そして、私は忙しい月です。
お節分は お化けで「八百屋お七」をパロディにして「八百屋お七転八倒」を披露。
2/25には CD発表ライヴを行ったりと活動を続行中!
いろいろとHPに掲載させていただいておりまーす。

さーて、まことちゃん物語りの続きです。

初舞台のあとは“お店出し”(デヴュー)を待つばかり…。
秋にはお店出しができるかなぁ、、っと淡い期待。
っが、しかし…
夏の暑い日に置屋さんのお母さんがお師匠様のところに
「そろそろ出さしてもろてもよろしおすか?」っと
お伺いをたてにいかれたところ
「背ぇも小さいさかいに慌てて出さはらんでも
 ゆっくりと お稽古たんとぉ しはってからでよろしいやんか」
っと、言って下さった。
が、当時の私は同時期に仕込みさんをしている人の中では
早くからお稽古をしていたので
人より早くデヴューできると思っていた。
「え、、、」っとちょっとショックだったのを覚えている。

実際、私より遅くに仕込みさんに入り
既にお見せ出しをしている人がいた。
確かに彼女は背が高く 同い年でしたが 年上に見えた。
ちなみに彼女は今 私の大親友(笑)

それでも、一日でも早く出ると“姉さん”である。
一緒に祇園小唄を舞うときは 先輩が舞う方を舞う事になります。
当時は すこーしクヤシかったのであろう。

今思えば 後に出て ゆっくりと先輩が舞う方を覚えるのが
いいなぁ、、なんて思ったりする。
なんせ、年々 覚える事に時間がかかる様になってましてねぇ(笑)

そんなこんなでお見せ出しは年明けとなってしまったのです。
そして、、今年の1/27でこの道20年目に入りました!!

継続は力なり!!

記:MAKOTO



MAKOTO
photo by Yuto HIRAKAKIUCHI
■プロフィール"MAKOTO"
生粋の京都生まれの祇園芸妓。幼少の頃より洋楽に親しみ、16歳で祇園の舞妓「真箏(まこと)」(祇園甲部歌舞会所属)となり、21歳で芸妓に成る。平成13年に「井上流の名取り」となる。
2001年に「MAKOTO」は北島健二をプロデューサーに迎え、自身のオリジナルアルバム「MAKOTO」でトライエムよりメジャーデヴュー、翌年2002年1月には藤井フミヤ、尚之兄弟の作品で初マキシシングル 「MINE」を発表、5月には織田哲郎作曲でセカンドマキシシングル「SPRING MUSE」6月にセカンドアルバム 「To be or not」を発表。
2002年7月〜9月、京都のエフエム局アルファステーションのイメージアーティスト としてラジオのパーソナリティを担当。
現在「真箏」として伝統芸能の習得に日々精進をしつつ、なおかつアーティスト「MAKOTO」では京都を中心としたライブ活動や当エンターティンメントサイトの立ち上げ、運営なども手がけ、さらに文化人として各種出版物にコラムを執筆したり、講演活動などにも精力的に参加している。

MAKOTO
http://www.fan-g.co.jp/makoto/
真箏
http://www.chimalabel.com/


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