京都の通りわらべ唄 東西編


「京都の人は、京都の通りを唄で覚える」といった話をよく聞きます。京都の地元の銀行のCMで流れていたりと、その存在は一度は聞いたことがあると思います。昔からのわらべ唄で、歌詞や節(メロディ)も様々な派生があるようです。今回はその東西を唄ったもので、もっとも有名とされるものをご紹介。
※わらべ唄の正式名称はなく、単に「京の手まり歌」などとされることもあります。


 丸竹夷

まるたけえびすに おしおいけ
あねさんろっかく たこにしき
しあやぶったかまつまんごじょう
せったちゃらちゃらうおのたな
ろくじょうさんてつとおりすぎ
ひちじょうこえれば、はちくじょう
じゅうじょうとうじでとどめさす
この唄は、太町通・屋町通・川通・条通・小路通・御池通、小路通・条通・角通・薬師通・通、条通・小路通・小路通・辻通・原通・寿寺通・条通、雪駄屋町通(現在は楊梅通)・魚の棚通(現在は六条通)、六条通・三哲通、七条通・条通・条 通、十条通をうたったものとされている。
また「ちゃらちゃら」の部分が鍵屋町通と銭屋町通を擬音であらわしているという説もある。
十条通りが、大正初年ごろに開通したことから「せったちゃらちゃら」以降が大正以後付け加えられたのでは…と、いわれている。
またバリエーションも多く、『♪まるたけえびすに』以前も加わったものも存在する。



 坊さん頭

坊さん頭は、丸太町。 つるっとすべって竹屋町。 水の流れは夷川(えべすがわ)、 二条で買うた生薬(きぐすり)を ただでやるのは(惜し)小路。 御池で出逢うた姉三(あねさん)に 六銭もろうて蛸買うて、 錦で落として四かられて(叱られて)綾まった(謝った)けど 仏仏(ぶつぶつ)(たか)がしれてる 松どしたろ(まどしたろ)

※"まどす"とは京ことばで"弁償する"




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