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オリジナルアニメーション「K」シリーズ

2012年10月にテレビアニメーション第1期「K」が放送され、2014年7月に劇場版「K MISSING KINGS」が全国で上映されたオリジナルアニメーション「K」シリーズ。
独特の世界観、繊細で華麗なビジュアル、洗練されたアクション、個性豊かなキャラクターたちとその関係性、緻密でありながらも大胆に組み上げられたストーリーなどあらゆる要素が組み合わさった本作は多くのファンを魅了した。
そして、2015年10月より第1期、劇場版のその後を描いた「K RETURN OF KINGS」がテレビアニメーション第2期として放送される。《王》殺しの負荷だけでなく、さらなる重責を担うことになった《青の王》宗像礼司。新たな《赤の王》として《吠舞羅》を率いていく櫛名アンナ。劇場版では姿を見せなかった《緑の王》比水流。そして未だ行方知れずのままである《白銀の王》伊佐那社。それぞれの思惑、運命が交錯し、《王》たちの物語はさらなる展開を見せていく。

第1期、劇場版に引き続き、原作・脚本を宮沢龍生、あざの耕平、鈴木鈴、来楽零、古橋秀之、高橋弥七郎、壁井ユカコという小説家7人により構成された「GoRA」が担当する。それぞれの個性がぶつかり合い、組み上げられていく脚本は本作でも魅力的だ。アニメーション制作も第1期、劇場版に引き続き、実力派スタジオ「GoHands」が担当し、鈴木信吾が監督・キャラクターデザインを、古田誠が総作画監督を務める。劇場版でも見せた激しくも美しいビジュアルは本作においても健在。抜群の相性を見せたスタッフたちが、一層クオリティを増して本作を作り上げている。

ますます広がりと深みを増していく「K」の世界はアニメに限らず、講談社『ARIA』『ハツキス』、スクウェア・エニックス『Gファンタジー』においてコミカライズが、講談社BOXにおいてノベライズがそれぞれ展開されている。「K RETURN OF KINGS」もまた新しい魅力を生み出していく作品となるだろう。