2017年07月02日放送

永瀬正敏

俳優・写真家

俳優として幾多の人生を生きた永瀬正敏が「写真家」として今、撮りたい“あの人”。

今年5月、世界で初めて3年連続カンヌ国際映画祭に出演作が出品された俳優、永瀬正敏。17才で映画デビューし、23歳で米映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督の『MISTERY TRAIN』に主演、国際的な評価を得て以来、現在まで約100本の話題作に出演する実力派俳優だ。「20代、30代はまず俺が走ろう。攻めて攻めてと思っていた」という永瀬。企画さえ気に入れば規模や国に関わらずどんな作品にも挑戦する姿勢は新しい俳優のあり方を確立し日本映画界を牽引し続けてきた。浅野忠信を始め、彼を尊敬する俳優も数多い。
今回、2度目のタッグを組んだ河瀬直美監督の『光』では視力を失い行く天才カメラマンの役を演じた永瀬。「僕のすべてを置いてきた」と作品を振り返り、カンヌ国際映画祭上映後には、鳴り止まぬスタンディングオベーションを受け、あふれる涙を止められなかった。人前では決して見せることのなかったその涙に込められた意味とは?
番組では、永瀬正敏の“今”に迫るため、俳優活動の傍ら写真家だった亡き祖父の思いを引き継いで20年間続けてきた「写真家」としての顔にフォーカスを当てていく。実はこれまでに20回以上の写真展を開き6冊の写真集を世に送り出している永瀬は、被写体の意外な一面を引き出すことにかけて定評がある。「写真と俳優には共通点がある」と語る永瀬が、今もっとも撮りたい「ある人物」とは?来年の大規模な個展に向けて活動を始めた永瀬の、緊張感みなぎるポートレート撮影の現場に密着し、俳優として幾多の「人間」を生きてきた永瀬正敏が生み出す“写真家のまなざし”を追った。

プロフィール

永瀬正敏

永瀬正敏

1966年宮崎県生まれ。1983年相米慎二監督の『ションベン・ライダー』で映画主役デビューし、1989年ジム・ジャームッシュ監督 『MISTERY TRAIN』で国際的な評価を得る。1991年『息子』で日本アカデミー賞助演男優賞始め数々の賞を受賞、その後も1995年フレデリック・フリドリクソン監督『Cold Fever』など先鋭的な外国作品にも積極的に出演する日本人俳優の先駆者として注目を集め続けている。また、音楽・美術等、アート全般へ造詣が深く、写真館を営んでいた祖父の影響で写真家としても活動。2012年より日本47都道府県を独自の視点と感性で切り取り、47冊の写真集を作るビックプロジェクト『Jの記憶』を、ライフワークの一つとしている。


担当スタッフ

演出:萩生田宏治
構成:重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:伊藤寛
音効:早船麻季
編集:西原孝至
制作協力:ソリッドジャム
プロデューサー:福岡元啓・久保田直

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