2017年04月16日放送

吉原義人

刀鍛冶

“天才刀鍛冶”と呼ばれる職人が挑むのは1000年前の伝説の名刀!世界が賞賛する美しき日本刀の知られざる魅力に密着。

「日本刀は武器であって、武器ではない」
74歳の刀鍛冶 吉原義人(よしはらよしんど)は、ことあるごとにそう口にする。熟練の技が求められる日本刀作りの世界で20代から天才と謳われ、これまでに作った刀は500本以上。海外からの評価も高く、世界三大美術館のひとつ米メトロポリタン美術館もその作品を買い求めた、まさに当代随一の現役刀鍛冶でもある。
名刀を擬人化したゲームをきっかけに各地の刀剣展に若い女性が押し寄せるなど、いま日本刀はちょっとしたブームでもあるが、吉原に言わせれば刀は本来、それだけ強く人を惹き付ける魅力を持つもの。鉄を一から鍛え上げて生まれる姿の美しさや独特の質感、さらに刀身を彩る「刃文」と呼ばれる模様・・その全てが世界でも類を見ない“鉄の芸術品”であり、その作り手であることに人一倍強い誇りを持っている。
そんな吉原の元に、これまでにない仕事が舞い込んだ。源氏の流れを汲む兵庫の神社から、国宝中の国宝として名高い名刀、「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」の現代版を作って欲しいと依頼されたのだ。平安時代に武将源頼光が大江山を拠点に暗躍したと言われている鬼の頭領、酒天童子を切ったという伝説を持つ1000年前の奇跡の名刀。番組ではそんな一世一代の仕事と対峙し、「魂の一振り」に挑む天才刀鍛冶に1年間かけて密着取材。当代一と言われる職人の息を呑むような技術と、見るものを虜にする日本刀の崇高美を余すところなくお伝えする。

プロフィール

吉原義人

吉原義人

1943年東京都葛飾区生まれ。幼い頃から弟と共に刀鍛冶であった祖父・初代国家(くにいえ)から刀作りの手ほどきを受け65年文化庁認定刀匠に。高松宮賞初め数々の賞を受賞し、39歳の時に史上最年少で刀鍛冶の最高位である無鑑査認定を受ける。卓越した術は勿論、海外への積極的な啓蒙活動や後進の指導も含め刀剣界の発展に尽力している。東京都無形文化財保持者。凝り性でちょっとした家具や料理は何でも自分で作るという74歳。


担当スタッフ

演出:小畑哲
構成:田代裕・重乃康紀
ナレーター:窪田等
撮影:井手口大騎ダグラス
音効:増子彰
編集:鈴尾啓太
制作協力:エネット
プロデューサー:福岡元啓・森田直樹

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