2017年02月19日放送

井上浩輝

写真家

日本人初!「ナショジオ」ネイチャー部門1位の写真家。北海道でキタキツネを追い続ける38歳カメラマンに密着

北海道の夕暮れ時。淡いピンク色の空の下で2匹のキタキツネが雪上を駆ける美しい一枚の写真が去年、世界中で大きな注目を集めた。撮影したのは北海道でキタキツネを撮り続けているカメラマンの井上浩輝。世界180カ国以上で850万人の定期購読者を持つアメリカの歴史ある自然科学雑誌「ナショナルジオグラフィック」の2016フォトコンテストネイチャー部門で日本人初の1位に輝き、以来、彼を取り巻く環境も激変した。
写真家を志してからわずか5年、写真の専門学校で学んだ経験は無くカメラの技術も動物の生態も全て独学の井上だが、そのユーモラスでストーリー性溢れる作品はSNSの写真投稿サイトから火がつき瞬く間に注目されるようになる。
現在は、写真展は勿論、トークショーや広告写真の依頼がひっきりなしに入るようになったが、どんなに忙しい時もキタキツネがエサのネズミを求めて行動する時間帯は美瑛の丘で神出鬼没なキタキツネを追っている。そんな彼がこの冬撮りたい一枚は、淡いピンクの空のもと、丘の稜線を行くキツネだ。気温マイナス10度の中、頭の中でイメージを膨らませながらキタキツネが現れるのをじっと待つ。中々出会えないときはシカやヒグマ、ワシなどの野生動物が生息する知床半島へ気分転換の遠征をしながらも、やっぱりキタキツネにこだわり続ける。体重100キロを超える巨漢を縮めて車中泊をしながらも「最高の一枚」を追い求め妄想をどんどん膨らませていく井上。キタキツネを追い始めて3ヶ月。北海道の空が淡く染まり出したその時、彼の目の前に現れたのは・・・。異色の38歳写真家の冬を追った。

プロフィール

井上浩輝

井上浩輝

1979年北海道札幌市生まれ。4人兄弟の長男として生まれ、母の死をきっかけに医学部を目指すがかなわず、新潟大学法学部へ。卒業後、北海道でキタキツネを中心に動物写真の撮影を開始。大自然の春夏秋冬を繊細に写し出し、日本人として初めて雑誌「ナショナルジオグラフィック」の“トラベルフォトグラファーオブザイヤー2016ネイチャー部門1位”、写真投稿サイト東京カメラ部の”2014東京カメラ部10選”他受賞多数。SNSから飛び出した新しいタイプの写真家として注目される38歳。


担当スタッフ

演出:石原徹
構成:田代裕
ナレーター:窪田等
撮影:中林清一
音効:石垣哲
編集:大山幸樹
制作協力:ジェノム
プロデューサー:福岡元啓・高田好子

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